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【四次元トリップvol.2】という、カケラバンク主催のライブへ。
一言で言うと
『前後不覚』
って言葉がしっくりくるかな(笑)
四方から奏でられる音楽。
アンプを通さず、生音で。
そして演者を照らす灯りは、キャンドルだけ。
やる人間だけキャンドルが灯り、あとは真っ暗。
曲の価値観も、時間の流れも拍手のタイミングすらもリセットされた異空間。
暗闇の中で、どうしていいかわからずひたすらじっと動けない。
音だけがひたすらに、思いを奏でていく。
しかも最後は、キャンドルすらもなし。
ライブハウスすべてが真っ暗な中で、聴こえるのは、四人の歌声と演奏だけ。
こんなことは、生まれて初めての経験だった。
前後感覚も、時間感覚も麻痺した約二時間。
それでも命の音は鳴り響き、歯車は回り続ける。
文字通り、四次元トリップに放り込まれた約二時間になった。
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人間ひとりの公式をA+B+C=100としてみよう。
どの記号も、決まった数字にしないといけない決まりはない。
ぶっちゃけ、0であってもいい。
他の数字を増減させて、100になれさえすれば、それでいい。
それを決めるのは、自分自身の手に依らなければならない。
すべてをバラして、組み直して。
新しいものを加えて、不要なものをはずして。
そうして新たな100は作られていくのだ。
そしてそれは、今も続いている。