カケラバンク×ききまたく 四次元トリップvol.2@代官山 晴れたら空に豆まいて | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

実に不思議な時間だった。


【四次元トリップvol.2】という、カケラバンク主催のライブへ。
一言で言うと

『前後不覚』

って言葉がしっくりくるかな(笑)

四方から奏でられる音楽。
アンプを通さず、生音で。
そして演者を照らす灯りは、キャンドルだけ。
やる人間だけキャンドルが灯り、あとは真っ暗。

曲の価値観も、時間の流れも拍手のタイミングすらもリセットされた異空間。
暗闇の中で、どうしていいかわからずひたすらじっと動けない。
音だけがひたすらに、思いを奏でていく。

しかも最後は、キャンドルすらもなし。
ライブハウスすべてが真っ暗な中で、聴こえるのは、四人の歌声と演奏だけ。

こんなことは、生まれて初めての経験だった。

前後感覚も、時間感覚も麻痺した約二時間。
それでも命の音は鳴り響き、歯車は回り続ける。
文字通り、四次元トリップに放り込まれた約二時間になった。

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人間ひとりの公式をA+B+C=100としてみよう。
どの記号も、決まった数字にしないといけない決まりはない。

ぶっちゃけ、0であってもいい。

他の数字を増減させて、100になれさえすれば、それでいい。
それを決めるのは、自分自身の手に依らなければならない。
すべてをバラして、組み直して。
新しいものを加えて、不要なものをはずして。
そうして新たな100は作られていくのだ。

そしてそれは、今も続いている。