今日は自分にとって、ふたつの忘れられない日。
ひとつは魂の独立独立記念日であり、もうひとつは父方の祖父の命日。
それがどちらも、1991年11月28日。
当時自分は小学6年生。
朝は怒り狂い、夕方に危篤の報を受けて病院に急行し、やがて逝去…
後年、祖父は末期の肝臓癌だったことをかなり経ってから知らされたが、子供心に
癌じゃないのかなということは薄々感じ取っていた。
当日はとにかく慌ただしかったのを、ついこの間のように感じる。
そんな祖父の墓参りに、親父と出掛けた。
20年が経ち、お寺の周辺も道路の開発などで激変していた。
いまもし生きていたら84歳。
いったい祖父は、なにを話してくれたのだろうか。
色々な思いを巡らせながら、深々と墓前に手を合わせた。
いま自分は32歳。
祖父が亡くなった年齢の、ちょうど半分、折り返し地点だ。
あと半分、自分はどういう人生を送ることができるのだろうか?