不妊治療後の子育てを、辛くしている”思い込み” | 付属小学校から大学まで有名私立お嬢様学校に通った筆者が、自分の子どもを小学校受験させない理由

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こんにちは。ちゃっちゃんママです。
今日もご訪問ありがとうございます

少し間があいてしまいましたが、前回の記事

「あさイチ」特集 『本音で語る不妊治療』を見て


で、せっかく不妊治療で子どもを授かったのに、
子育てを楽しめないどころか、
そのせいで、よけい子育てを辛くしている人

について伝えたいこととして、
周りとのコミュニケーションについて
私が感じた事をお伝えしました。

今回は、2つめの”ある思い込み”により
自分を追い詰めてしまっている人に
私はどうしてその思い込みを手放せたかを
伝えたいと思います。

番組で紹介されていた
この思い込みをかかえた(と思われる)人は、
どこかで完璧な育児をしなければいけないと思い、
それで自分を追い詰めていたのです。

この”ある思い込み”、
ここからは、私が感じていた”思い込み”
を、お話しますね。

確かに不妊治療は、自然妊娠とは違います。

何が違うと感じるかというと、
自然でない イコール 人工的、
もっと言うと、とても作為的な感じがしたのです。

そして私は、不妊治療をすれば、
必ず子どもを授かれるという勘違いもしていました。

だから、自然に妊娠するのと違い、
不妊治療することは、
神の領域を侵しているのではないか
そんな考えが頭をよぎりました。

これが、わたしの思い込みです。

そして、治療を始めたばかりの頃は、
どこかで罪悪感のようなものを感じながら、
それにふたをしていました。

年齢のリミットも近づいているから、仕方ない
と、割り切ってたように思います。

このまま、出産までいったら、、
きっとこの子は自分のエゴでできた子ども、
と、心のどこかで思っていたかもしれません。

そして、そのまま子育てをしていたら、
やはり、自分のエゴでできた子ども、なのだから、
完璧に育てなければ!
と、自分にプレッシャーを与え続けていたと思います。

もちろん、「完璧な子育てをしたい!」と思うのは、
不妊治療した人に限るわけではありません。

でも、それが罪悪感から発する思いであることが、
普通に「完璧な子育てをしたい!」
と思っている人よりも、
より重くのしかかってしまっているのではないか

そんな風に感じました。

もちろん、完璧な子育てって何かもよくわからないし、
そもそも、完璧なんてありえないとも思いますが、
それでも”完璧”を求めてしまっている

番組に悩みを寄せている人からのメッセージで、
そんなことを感じました。

だから、子育て中におきる様々な悩みが、
子育てしていれば当たり前の事でも、
自分の罪悪感をチクチクと
刺激してしまって苦しいのではないか。

少なくとも、私の場合、
順調な不妊治療で子どもを授かっていれば、
そう感じてしまっていたかもしれません。

でも、幸いにも私は、不妊治療中に、
この罪悪感 つまり、神の領域を冒している
という気持ちを捨てる事ができました

だから、子育てで、色々悩んでいるけれども、
それは、他の方たちと同じような悩みで、
不妊治療からくる”特別なもの”ではありません

実は、私が罪悪感を捨てられたきっかけは、
とても簡単でした。

なかなか結果が出ないから、。
高度な治療に移行。

それでも、簡単には妊娠まで至らず。
何度かトライ&エラーを繰り返す。

そして、やっと妊娠したと思ったら、流産。

その間には、ヨガ教室に行ったり、食事を変えたり、
鍼灸医にも通ったりして、
あらゆる手をつくしました。

ここまでやっても、
自分ではどうすることもできないんだなぁ・・・。

と、ちょっと絶望的になりながらも、
もう、人事を尽くして天命を待つしかなのかな・・・
と思った時、

あっ!!
ということは、
やっぱり、命を授かるということは
何か、大いなるものの意思によるものなのかもしれない

そう、思えるようになったのです。

そして、その後、子どもは授かったんじゃない
神様から預かったものだという考えに出会い、
更に神の領域を冒しているという罪悪感から
解放されました。

もちろん、子育てのプレッシャーから、
完全に解放されているわけではありません。
でも、それは不妊治療とは、全く関係ないところで
感じているだけです。

みんな、様々な環境・条件で子育てされているわけで、
その状況に応じて
悩み、プレッシャーがあると思います。
でも、もし、”不妊治療”による罪悪感から
子育てを辛くしている方がいらっしゃるとすれば、
それは、是非手放していただきたいと思います。

辛い治療を乗り終えて、やっと子どもを
授かった(預かった)のに、そのせいで、
子育てを苦しくしてしまっている人がいる
ということが、とてももったいなく、悔しく思い、
湧き出てきた気持ちを書いてみました。

心から、子育てを楽しんでいただきたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました