「あさイチ」特集 『本音で語る不妊治療』を見て | 付属小学校から大学まで有名私立お嬢様学校に通った筆者が、自分の子どもを小学校受験させない理由

付属小学校から大学まで有名私立お嬢様学校に通った筆者が、自分の子どもを小学校受験させない理由

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究極の家庭環境の作り方

こんにちは。ちゃっちゃんママです。
大変ご無沙汰しております。
それでも、ご訪問くださり、本当に感謝です

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さて、この4月に娘は小学1年生になりました。
学校生活のスタートはまずまずというところ。

それ以外のところでは、まぁ色々ありましたが、(^_^;)
元気に学校に通っている娘を見て、
本当にありがたく思っています。

さて、久々に書こうと思ったのは、
昨日のNHKの「あさイチ」を見て
伝えたい事がわきあがってきたからです。

昨日のテーマは
『本音で語る不妊治療』

不妊治療でも高額な体外受精には
国からの助成金が出ますが、(所得制限あり)
その制度が変わることもあり特集されたようです。

私も、体外受精で子どもを授かったので、
他人事では無く、この番組を見ていました。

ひとことで不妊治療の悩みと言っても
同じ治療中でも、人によって様々ですし、
治療に踏み切ろうかどうしようか迷っている
という方もいらっしゃる。

そんな中で、私が「何で!」と思ったのは、
せっかく不妊治療で授かったのに、
子育てを楽しんでいない人たちがいるということ。

むしろ、そのせいで子育てを辛くしている
ケースがあるということです。

このブログの読者さんは、お母さんが多いと思いますが、
その中には、不妊治療で授かったお子様を
お持ちの方もいらっしゃるのではないかと思い
このことについて書いてみたいと思います。

不妊治療とは無縁の方も、
最後はコミュニケーションの”極意”についても
触れますので、お時間がある方は
最後まで読んで下さると嬉しいです

さて、大きく分けて、不妊治療でお子さんを授かった場合、
それが原因となる悩みは
2つのタイプに分けられそうです。

1つは、周囲とのコミュニケーションでの悩み

2つめは、”ある思い込み”により
自分を追い詰めてしまっている

では、1つめの周囲とのコミュニケーションについて
私の感じた事を書いてみたいと思います。

まず、周囲の心無い一言に傷ついてしまうパターンが
紹介されていました。

もちろん、治療中も心無い一言はあったと思いますが、
出産後も、周囲のちょっとした表現に
ひっかかってしまうのです。

例えば、お姑さんからの
不妊治療でできた子なのに、元気で良かったね」
と、言われたというケース。

この、「なのに」に、
普通ではない、というニュアンスを感じとってしまい
傷ついてしまうのです

確かに、自然妊娠ではありません。
お母さんの時代なら、特別な事だったでしょう。

そして、今では珍しくないと言われても、
治療を受けた事のない人にとっては、
知らないことだらけです。

悪気はなくても、ついそういう思いが
言葉に出てしまうのです。
そこに傷つく気持ちも、とてもよくわかります。

番組の中でも、周りの人はもっと気遣うべきだという
論調でした。

もし、この番組を見ている人の中に、
周りに不妊治療で子どもが出来た人がいるのなら、
是非、気遣っていただきたいと思います。

でも、周りの言葉にいちいち翻弄されるのって、
もったいないですよね。
他人に自分の気分を決められてしまっています

私がお伝えしたいのは、
相手が何を言おうとも、
その反応は自分の自由ということ。

この場合にも、まずは、次のように
自分の反応を変えられます。

例えば、
この人、不妊治療の事、良く知らないんだな。
と、考えてみる

本当に、それだけのことかもしれないのです。

もし、悪意があったとしても、
本当にそうなのかどうかなんて、
確かめようもないのですから、
自分がそう思えばそれでいいのです。

だから、相手の言葉に
すぐ反応させられるのではなく、
自分で、反応を変えようと、意識してみて下さい。

でも、妊娠するまでも、妊娠してからも、
様々な辛い思いをしていたのですから、
それがまた全てよみがえってしまったとしたら、
それだけで、傷ついた気持ちは癒えませんよね。

相手を許せない!と、思ってしまうかもしれません。

その場かぎりだったり、
もうその人とは付き合わなくてもいいという相手なら
ほっておけばいいのですが、
お姑さんともなるとそうはいきません。

では、どうしたらいいでしょうか。

次は、この問題に限らず、
コミュニケーションの極意ともいえる
”善意の解釈”をすることです

相手は自分の鏡だという言葉を
聞いたことはありませんか?

ちょっときつい言い方かもしれませんが、
お姑さんが「不妊治療でできた子なのに」言ったことを、
あなたが”普通じゃない”と解釈したとしたら、
もともと、あなたにその思いがあるのかもしれません。

自分では自覚していなかったとしてもです。

それは、私にもよくわかります。

治療を始め、すんなり妊娠・出産すれば
そんなこと考えなかったかもしれません。

でも、治療期間が長ければ長いほど、
次は妊娠できるか・・
妊娠しても、ちゃんと出産できるか・・
と、本当に気が休まる時はないのです。

だから、無事出産にたどりついたとしても、
元気な子が生まれるか・・・
と、心配になるのは当然。

私も、そうでした。
今は、おなかの中の子どもを
信じてあげられなかった自分を
反省しています。

・・・と、ここで話を戻すと、
お姑さんの「不妊治療でできた子なのに」という発言も、
あなたの、出産までの辛そうな様子を見て、
とても、とても、心配して下さっていたのかもしれません。

だから、元気なお子さんを見て、
心からほっとして、”心配してたけど、元気で良かった”
という気持ちが、「不妊治療でできた子なのに」
という表現に現れただけなのかもしれません。

ここでのポイントは、
お姑さんの本心がどうかは関係ないということ

あなたが解釈を変えるだけでいいのです

あなたが、お姑さんがとても心配してくれていた
と、解釈したなら、
その時のあなたの表情、言葉づかいはどうなるでしょう?

それを受け取ったお姑さんの
表情、言葉づかいはどうなるでしょう?

もう、お分かりですよね。

コミュニケーションはこの積み重ねで
どんどん良くなると思います

この”極意”は、あらゆる場面で有効です。

是非、”善意の解釈”を
心がけていただきたいと思います。

ということで、
相手の心無い一言に傷ついた時のステップ
です

Step1:相手に反応させられていないか、自分を観察する

Step2:どう反応しようと、自分の自由だと思う

Step3:善意の解釈をする

長くなりましたので、
2つめの、”ある思い込み”については
次回に書きたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました