10月7日、佐世保市の三川内焼陶器市内で、久々に世知原茶振興会の「緑茶カフェ」が開店しました。前日の6日と当日2日間のみの限定開店とのこと。なにぶん、茶農家を中心とした組織であり、地域の稲刈りと時期が重なったため、3日間以上の開店が出来なかったらしいです。
 さて、昨年までは、店員として参加していたのですが、今年は客として我が家族と共に遊びに行きました。
 半年前までは殆ど毎日顔を合わせていたメンバー(地域の人たち)と久々に会うのは、少しだけ照れくさいものでしたが、みんなの笑顔に力をいただきました。ただし、カフェに訪れた正午は、玄関口で「昨年と違って閑古鳥ですよ」とのこと。大丈夫かな?と心配しましたが、午後からは、数十分待ちのお客様が何組もできるほどの盛況でした。
 昨年、このカフェ活動で、あるお客様に言われた言葉を思い出しました。それは、「本当に地道な取組みだけど、飲ませて良さを伝えることが一番大切で、一番強いこと。」という言葉。客の立場でお邪魔して、その言葉をそっくりそのまま、茶振興会へ伝えました。客の立場で気づいたこと、それは、この緑茶カフェという空間が、他にないオリジナルなものということでした。是非、長崎市にもおいでよ!と誘って、その場を離れました。
 他では体感できない世知原茶の美味しさを伝える空間を、是非、このブログをご覧の皆様に味わっていただきたいなぁ。
 世知原茶振興会の「緑茶カフェ」活動から、今後も目が離せません。
 cafe again

 ネタに困った訳ではないですが、どうしても紹介したくて、少し前の話に戻ります。
 3月27日、佐世保市のアルカスSASEBOで、世知原茶振興会は、それまで続けてきた地元企業との連携『コラボレーション企画』による新商品の発表会を行いました。
 当日の商品発表会には、関係機関だけでなく、市の関連商工組合の代表者にもお越しいただきました。こうした、産地(農業)が、本気で商品を売り込む発表会は、珍しい事例だと思います。
 当日の発表会までに、世知原茶振興会は、何度も準備検討会を重ね、行政やJAに一任することなく、主体的に準備を進めてきました。
 そして、当日、世知原茶振興会の努力は実を結び、様々な人たちを巻き込んだ素晴らしい発表会が開催されました。
 そこまでの道程が、感動的であったので、いつか、このことを紹介したいと思っていたのです。
 現在、世知原茶振興会は、その後を更に進んでいます。本番は、これからなのです。
 私のブログではなく、別の媒体でその後が紹介されること、私も含め、このブログをご覧の皆様で、楽しみに待ちたいと思います。
 ちなみに、発表された商品は・・・、次回ご紹介しますね!

お披露目

 前回までの話にありました新茶フェアの期間中、県庁ロビーにある特産品展示コーナーで、長崎県産茶を3週間だけ展示しました。実は、・・・契約上は、2週間だったのですが、私のウッカリがあり、1週間延長していただきました(確信犯?と疑われました 笑)。関係者には、ご迷惑をおかけしました。

 この展示ブースを準備しているときには、「長崎県産茶は、これだけのメニューがあるのよ」という誇らしげな気持ちだったのですが、前回までのとおり、「それで、長崎県産茶って一体何?」と言われると言葉に詰まってしまいます。

 ウウン、いかん。私のテーマは長崎県産茶のコアを明らかにすることかな?と思っています。

 ちなみに、今回の展示について、発案は農家です。また、こうした地道な取組を地元紙で紹介していただきました。それぞれに感謝しています。

 来年は、展示コーナー前でパフォーマンスしたいなと思いながら、撤収したのでした。
展示コーナー

 長崎のお茶~新茶フェアの話第2弾。
 「長崎県産茶」とは、いったい何なのか?そう、担当者12年目にしても明快に答えられないのです。
 ちなみに、フェア当日、お客様に、このように尋ねられました。
 「たくさんの産地があって、銘柄があるのが分かったけれど、どこが、どう違うのか教えてちょうだい」

 ・・・ムムムッ。ど、どう違うとな・・・。かなり難しいぞ。そこで、思い浮かんだこと、それは、
 「結局は、お茶園のある場所が違うのです。それから生産している人の所在地も。」
 ・・・これでは、答えになってないしなぁ・・・。困ったぞ、と脂汗をかいたものでした。
 お客様への回答は、
 「私の説明よりも、まず、飲み比べてみましょうか!」
 で、逃げたのですが、本当に答えが思い浮かばなかったのです。こんなこと、意外にも初めてのこと。
 長崎県産茶、そして、県内各地で生産される地域銘柄(ブランド)を問われて、待ってました!ってな感じで答えられる、そんな何か(基準?カタログ?マニュアル?どれもイマイチかなぁ)を考えなければ、と思い立ったイベントでした。

 ちなみに、写真は、同会場の屋外で実施した「手いり釜いり茶」の製茶実演です。
 釜で炒って(いって)、ネコブキで揉みます。全て手作業で、古くから長崎県内の農村地帯では継承されてきた技術です。

 ちょっと、ちょっとちょっと!長崎県産茶は、こうした製法の延長にあるわけで、ここに何かのヒントがあるのではないだろうか?

 手炒り

 前回のラジオの件で触れました「長崎県のお茶~新茶フェア」について、2回に分けて紹介します。

 このイベントは、県茶業協会という団体が、毎年5月第3週に開催しているイベントで、今年で3回目になります。
 内容は、まず、日本茶伝来の地とされる長崎県平戸市木引町の「千光寺(せんこうじ)」というお寺で、その年に出来た県内産の新茶を献上します。いわゆる献茶です。ちなみに、千光寺は、栄西禅師というお坊さんが西暦1191年に平戸市に漂着し、建立した「冨春庵(ふしゅんあん)」のその後の姿です。お寺にはちゃんと栄西禅師が奉られています。

 脱線しました。新茶フェアは、そうした新茶奉納の儀式に始まり、翌日からは都市部で県産茶のPR活動と即売を、生産農家、関係機関が一丸となって行います。今年は、長崎市内の大型有名店の地下一階で3日間にわたり実施しました。
 写真は、日本茶インストラクターが講師を勤めます「県産茶のおいしい淹れ方教室」の模様です。多数の方にご来場いただきました。
 他にも、緑茶飲み比べクイズなど多数の催しが行われました。

 さて、今年も一員として運営に参加したのですが、3年目にしてビックリしたことがあります。
 それは、今回、県内各産地のお茶・・・「そのぎ茶」、「世知原茶」、「五島茶」、「波佐見茶」、「佐々釜いり茶」、「雲仙茶」、「大村茶」といった多数の銘柄が一同に会したのですが、これは初の試みだったというから驚きました!

 アレレ?今まで県産茶と言ってきたけど、ところで県産茶とはいったい何?という『はてなマーク』が県産茶を担当して12年目の私の頭の中に突如として浮かんだのでした。
 つづく!

新茶フェア1