先日、東京マラソンを走りに来た幼馴染の日本滞在に合わせて休暇&リモートワークで緩く過ごしていたけれど、彼のイギリス帰国に合わせて私は、ロンドン出張。
同じフライト✈️でヒースローへ。
隣のシート。
いつも2人でいると夫婦か双子に間違えられる。
顔、全く違うんですけどねー
私、白髪無いし、髪ふさふさですけど、、、😆
やり取りがまるで日本の夫婦漫才の様に見えるらしい。
でも、彼はイギリス紳士。
bottle of waterは、poshに綺麗に発音します。
イギリスに行くといつもは余りつけないテレビをつけっぱなし。BBCでニュースを見たり、コメディドラマが実に面白い。
イギリスのユーモアのセンスは大好き。
ブリティッシュイングリッシュは、この数年で亡くなった祖父母を思い出す。
邦題 フォーウエディングと言う映画をご存知ですか?
さっき、テレビで放映していました。
何度見たかわからない私のお気に入りの一本です。
幼馴染も私生活に本当にありがちなストーリーだから、大好きだと言う。
最初に見たのは、まだ若くて面白さが良くわからなかったけれど、大人になって恋愛色々してからは、台詞覚える位良く見ています。
ヒューグラント始め、出演者も好きなイギリスの俳優さん達ばかり。
ヒューグラントのだめっぷりは憎めない。彼を囲む友人達も良い味出している。
付き添い人役が結婚式に遅刻しそうになったり、指輪を忘れたり。
日本の結婚式でそんな話は、聞いた事が無い。
イギリスが舞台の他のコメディドラマや映画でも似たストーリーが良く有るのは、実生活に有るから面白いのだろう。
この映画、四つの結婚式と一つのお葬式がストーリーなのですが、全てにヒューグラントを囲む友人達が登場するのです。
そんな、新郎新婦と皆、共通の友達なんて無いだろう。映画のストーリー上、そうなんだと思いがち。
いえいえ違うのです。
私のご先祖様達は、イギリス出身。
イギリスの親戚達の結婚式や葬儀に出席する事は、多々有ります。友人達もいるので結婚式に呼ばれる事も多々有ります。
何故か、出席者は、皆知り合いばかり。
以前書いたイギリスの結婚事情も皆、知り合いばかり。
私は、勤務先の一部の人とは、個人的な連絡先を教え、連絡したり、仕事以外で会う事も有る。
それを知ったコテコテイギリス人幼馴染は驚く。
彼は、いまだかつて職場の同僚の連絡先を聞いた事はないし、同僚達も同様。
学校、大学での同級生ならともかく、職場の同僚とプライベートで会う事はまず無いと言う。
リモートワークが多いからでは?
いやいや、毎日通勤していた時も同じだそうだ。
では、貴方が呼ばれて行く結婚式に来ている古い友人風の皆知り合いの人達は、誰?
同級生以外は、パブで知り合った人やその友人達なんだそう。
大して親しくなくても結婚式に呼ばれたら皆、出席するのだと言う。
中には、SNSのアカウントしか知らない人達も友達の一部として存在して、誕生日会や結婚式に一緒に出席するそうだ。
幼馴染が昨年、友人2人と日本にスキーに来た。
あの2人は、どうなの?
10年位前にパブで知り合った人とその友人。
日本まではるばるスキーに来たくらいだから、余程親しいのかと思っていた。
パブで会って飲むだけの付き合いの人達。
たまたま1人が50歳になる。盛大に祝おう!となり、幼馴染が日本でのスキーを計画したそうだ。
実に面白いイギリス人の友人関係。
イギリス人、いくら親しくてもプライベートは、これ以上は、立ち入らないで感は強いし、余程親しくなければ、やたらとハグやチークキスもしない。
イギリス映画でハグやチークキス、ほとんど見ない。
葬儀で肩を抱き合う事もそうは無い。
大陸のヨーロッパの人達とは、一線が有る人達なのだ。
でも、大して親しくない人の結婚式には、出席する。NOとはっきり言わないイギリス人だから?笑
幼馴染曰く、一番親しいのは、私なんだそう。
言われて見れば、友人関係、一番連絡し合っているのは、私も幼馴染だと思う。
これは、長い深い本当の友人。
いや、家族と同じくらいの関係だ。
彼の家族がどんな人達かも知っている。
でも、彼は、イギリス人流に私の質問にはっきり答えず私を怒らせる事もあるけれど、、、
イギリス人、実は深い友人関係は少ないのかもしれない。ほとんどが浅く広く?
イギリス滞在記続く


