~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
安堵感とともに
寂しさを感じていた
再び色々な話で盛り上がった2人は
時間を忘れて話をしていた
気が付けば4時間近く経っていた
彼が時計を見て
『ごめん!こんな時間になっちゃった!』
私は彼と話していると
心地よくて
楽しくて
本当はもう少し話していたかった
『あ、本当だ』
『そろそろ帰ろうか』
私は
とは言えず
『じゃあそろそろ…』
まだ帰りたくはなかったけど
彼に促され
お店を出た
『また今度ご飯でも行こうね』
彼からの急な言葉に動揺した私は
『はい!!』
と
大きな声で返事をしてしまった
彼はまた笑い
『よし!!』
と言って
番号とアドレスを交換した
ただ…
私は今
友人と楽しく過ごしたり
デートをしている場合ではない…
今は会社を
仕事を何よりも優先しなければならない
今までだって
そうしてきた
親友との卒業旅行だって
断った
もちろん
男性からの誘いだって
断り続けてきた
これから会社を安定させ
仕事を増やしていかなければならない
そんな時に
こんな気持ちで男性と
会ったりしても良いのだろうか
自分が保てなくなってしまうのではないかという不安
反対に
彼とこれからも会っていきたいという気持ち
2つの気持ちが入り乱れた
どうしたら良いのか分からないまま
その日は家に帰ることになる
どうしよう…
私は仕事に集中出来なくなってしまうのでは
という不安でいっぱいだった
何より
積み上げたものが
崩れ落ちそうな気がした
色々考えて
今日のお礼だけはメールしよう
そう思った私は
お礼のメールをした
すぐに彼から返信があった
『~また行こう』
という内容だった
私はそれに返信をしなかった
仕事への思いが
私の気持ちに
ブレーキをかけた
その後
彼から何度も連絡があったが
電話にでることはなかった
すごく切なかった…
会社を立ち上げることって
辛いな…
そんなことを思いながら
私は今まで通りの
生活スタイルに戻った
仕事以外の電話やメールには
返事をしない
これが当時の私のスタイル
嫌われても当然
経営者は嫌われるものだと
思い込んでいた
そのうち
彼からの連絡はなくなってしまったということは
言うまでもありません

