阪急阪神ホールディングスの株主総会で星組1789の公演が中止になった理由が明らかになりました。
この記事を見て、怒りを感じなかった宝塚ファンはいないんじゃないかと思います。
株主様のコメントで気になったことがあったので、いくつかとりあげたいと思いました。
■代役で続行希望
代役でやれるレベルだったら東京公演の雪組さんじゃないけれど、代役をたてて公演を実施していたはずです。
それができないほど罹患者が大人数だったとCEOも説明していらっしゃる。
質疑者は歌舞伎と比べてますけどシステムも状況も違うので、同列で語るのはちょっと違いますね
■公演中止の規制を緩めるべきとのご意見
いやいやいや、そこじゃない。どんだけ鬼畜なのかと思ってしまいました。
寧ろ、劇団が何もかもコロナ前と同じように緩めてしまったからこの有様なのでしょうよ。
それにしても、生徒さんをなんだと思っているのでしょうか・・・
生徒さんはタカラジェンヌであるけれども、その前に一人の女性であって人間です。
ジェンヌ人生が終わったあとの人生だってあります。
後遺症が響いてジェンヌ人生が短くなってしまったり、その後の人生にも影を落とすようなことがあってはいけないはずです。
角CEOからは無理をして稽古を行い、初日の公演を行ったとも語られています。
結局無理をさせたことで、傷口を広げてしまった結果になったわけです。
18日から再開ですが、また某スポンサー様貸切の手前、無理をさせているのではないかと不安を感じているファンは少なくないかと思います。
このコロナ禍の3年間、エンタメ業界の中でも相当厳しい基準でやってきた宝塚歌劇団がなぜ5類になった瞬間に何もかもコロナ以前と同様に戻してしまったのか・・・私にとってはこれが本当に疑問でなりません。
今回もこれだけ大規模に公演中止になっても劇団から何も説明はありませんでした。
とはいえ、この株主様たちの質問がなかったら詳細が明らかにならなかったわけですので、その点に関してはいい質問をしてくださったなとは思っています。