今年6月に旅立たれてしまった羽山紀代美先生
先生の振付の随所に見られる独特の動き、角度の付け方、生徒全員で一つの作品に仕上がった時に美しく見えるように計算されているのでしょうね。本当に見ていて素晴らしいなと思います。
直近で星組だと
GranCantanteのオープニングの場面や、モアー・ダンディズムのハードボイルドの場面の振付は記憶に新しいかと思います。
残念ながら、今回の花組さんのGrand Mirage!が最後の振付となってしまいました。
今年の2月頃のインスタのお写真を見る限りずいぶんとお痩せになってしまったので、ご自身に残された時間があまり多くはないことをうすうす感じていたのではないかと察しました。
羽山先生は御存知の通り、先生自身も宝塚歌劇団47期として星組の娘役でしたが卒業後に振付家として活動されてきました。
その羽山先生の振付家30周年として行われたイベント「ゴールデンステップス」がスカイステージで放送されます。
(7/21(金) 18:45~1回きり)
特に私のお気に入りは、2幕の
・ベルばらフィナーレ(フェルゼン編)
・国境のない地図
・ベルばらフィナーレ(フェルゼンとマリーアントワネット編)
です(・・・どれも植田紳爾先生の一本物作品(笑))
この黒燕尾は本当に素晴らしいです。宝塚の数多ある作品の中でも特に素晴らしいと思います。
私の好きなのは、ベルばらフィナーレ(フェルゼンとマリーアントワネット編)です。
これは生で見たときに感動しすぎて本当に鳥肌がたちました。
奇しくも来年の作品ラインナップが発表され、久しぶりにベルばらの再演が決まりました。
ベルばらの演出はさすがに変えてもいいと思いますが、この素晴らしいフィナーレはどうかこのままやっていただきたいです。
ちなみに、ゴールデンステップスに参加されていた生徒さんたちの中で現役で残っているのはじゅんこ(星組:英真なおき)さんただ一人です!