義家族と絶縁するまで -6ページ目

義家族と絶縁するまで

遺産相続で主人の姉兄弟達と絶縁。。
結婚から30年足らず。
その経緯を綴り、自分の記録としたい。

義姉がやって来た。

主人が対応し、私は店の奥で二人のやり取りを聴いていた。

義姉「貴方の遺言書、こちらに渡しなさい」

主人「何で?」

義姉「何で?って、貴方!!遺言書って公文書なのよ!!」

主人「だから?」

義姉「だから?公文書を貴方が持ってるっておかしいでしょ?!」

主人「だから、そっちの遺言書に従うって言ったやん」

義姉「そういう問題じゃなくて、遺言書って公文書なのよ!!」

主人「……」

私は聞いていて溜め息が出た。

とにかく、義姉は始めから興奮していてノイローゼっぽかった。

どうしてこんなにもイライラしているのか。

過去の記事にしているので詳細は省くが、

義家族の遺産相続に際しては遺言書が二通あった。

一つは長女である義姉が持っている遺言書であり、

一つは次男である主人が持っている遺言書である。

そこで親族で揉め事となったのだが、主人が義姉の持っている遺言書に従うと折れ、

義姉の遺言書どおりに遺産分けすることになった。

そして義姉は、義母の○○信託の預金を解約するべく

主人の署名捺印を求めて来店した。

つまり、義姉の持っている遺言書に従って遺産分けすると決めたことを

実行し始めた訳だ。

しかし、その時主人は只黙って署名捺印した訳ではなかった。

何の説明もせず、用紙を半分に折って、只署名捺印のページだけを見せて

署名捺印を求めた義姉の目の前で、用紙を裏返してじっと読み、

許可をとってコピーした。

主人が実印を押して署名するような大切なことの内容を把握しようとする行為は

ごくごく当然の行為だと思うし、逆にそのような大切なことを代表として

行うのであれば、細かく説明する義務もあるのではないか。

でも義姉は只黙って署名捺印のみして欲しかった。

しかし、主人は違った。

自分の思ったように事が運ばなかったから、

義姉は急に遺産分けを躊躇しだしたのだ。

義姉は「私達が相続する現金はこれだけで
、4人で分けて一人これだけです」

と、自分が預かって義母が他界するまでのお金の流れを一切呈示しないで、

遺産分けするつもりであったようだ。

一旦、自分の持っている遺言書に添って遺産分けを実行し始めておいて、

「公文書を貴方が持っているのはおかしい」と騒ぎだすのはおかしい。

まず、公文書を主人か持っているのはおかしいから遺産分けを始められないと、

遺産分けをする前に問題にしていたなら、辻褄は合う。

これ一つとっても義姉の言動には整合性がない。

義姉は、主人の態度からハタと気付いたのだ。

主人が義母と作成した遺言書にも、義母の残した財産が明記されていることを。
さて、主人に対して用紙を半分に折り、内容は見せず説明もしないで、

署名捺印だけを求めた義姉は、

自分の目の前で、主人が用紙の裏側の内容を熟読したり、

コピーしたりしたことで、腹を立てたのか動揺したのか、

主人がコピーしている間、店の防犯ブザーがキンコンキンコンキンコンキンコンと

鳴りまくる程、店内をウロウロと挙動不審な行動をした。

義姉にとって、何か相当狼狽える展開であったのか?

義姉が○○信託の署名捺印を求めたこの日から又、何の音沙汰もなくなり、

相続人である姉兄弟4人が《義姉のもっている遺言書に従って相続する》と

決めたことは白紙に戻された形になった。

それは、義姉が自分に都合の悪い事態と判断し、自分勝手に白紙に戻したのだ。

その間の具体的な日数は覚えていないが再度、義姉が店にやって来た。

次に義姉が主人に言い出したのは

「貴方の持っている遺言書をこちらに渡しなさい」

だった。

それまでに電話で連絡があり、日にちを決めて義姉は店にやってきた。

この時、私は主人に頼まれて店の奥の部屋に待機し、話し合いの一部始終を聞いた。

主人から「話したこと忘れてしまうから聞いていてほしい」と頼まれたのだが、

私としては、義姉という人は話し合いの内容を自分に都合よくすり替えてしまうので

是非とも直接聞いておきたく、了承した。

義姉の都合のよいすり替えと言えば、何度も書いたかと思うが、

義母が施設を移る時、義母を店に連れて来て、

主人に「今から施設を移りますから」と言い、

「どこに移るの?」と聞いた主人に「知りたかったら自分から電話してきなさい」と

言い放った。

この時、主人はかなり怒った。

そして、もちろん主人は義姉に電話などしなかった。

この頃、義姉は自分は義母の介護のキーパーソンであるから、

義母に関わることは全て自分に連絡してくるように言っていたが、

私達夫婦は義母に関わることも含めて全く、

自分達から義姉に連絡することはなかったので、義姉は腹に据えかねていたのだ。

私達夫婦が義姉に連絡しなかったのは、義姉に不信感をもっていたし、

絡めば必ず不愉快な思いにさせられたからだ。

そして私が義兄嫁に電話をし、義母の転居先を教えてもらったのだが、

この時、義兄嫁は「お義姉さんから、向こう(私達夫婦)から連絡してくるまで

絶対に教えたらあかんって口止めされてた」とはっきり言った。

義兄嫁は「冷たいこと言いはんなと思ったけど、

お義姉さんは話して分からへん人違うで」と、義姉を擁護してもいた。

話して分かる人か分からない人かは置いといて、

義兄嫁が口止めされたと言ったのは、

「知りたかったら自分から電話してきなさい」と言われて腹を立てた、

主人の《言われ方》とニュアンスが一致する。

自分に積極的に連絡してこない次男夫婦に腹を立てていて、

今度ばかりは自分から電話してくるまで教えませんからね❗》というのなら、

それはそれでいいと思う。

そう言えばいいのだ。

しかし義姉はその後、私に電話を掛けてきて、その時のことを指して

「あの時もね、信号が赤から青に替わったから慌ててね『後で掛けてきて』

って言ったのをね、あの人(主人)は私が意地悪をしたみたいに誤解してね…」

と、説明した。

義姉は、私が義兄嫁から口止めの件を聞いたことを知らないのだ。

義兄嫁は私に話したことを義姉に言うことは出来ないのだろう。

私も義兄嫁に迷惑がかかってはいけないので、聞いたことを義姉に言わなかった。

この時には義兄嫁と私が直接話したので、義姉の策略がよく分かったが、

義姉と主人二人だけの会話を、どのように義姉が捻じ曲げて話そうと、

主人は口べたなので、策士である義姉の思い通りに主人は貶められてしまう。

しかし、真実はこうしてひょんなことから分かることもあるのだろう。

とにかく、また話しが横道に逸れたが、そんな義姉なので、

私は喜んで、義姉と主人の話し合いを聞くことにしたのだ。

そして、義姉はやって来た。
主人は内容をコピーし、義姉とギクシャクしながらも署名捺印した。

その内容は義母の信託を解約する為に、

法廷相続人である4人の署名捺印を求めるものであった。

注:義母の財産は、預金も現金も宝石美術品も全てを義姉が一人で管理していた。

そう言えば、義姉兄弟が全員揃った最後の話し合いの時、

お金の話しになると曖昧なことしか言わない義姉は、

お母さんの信託、目減りしてもう900万くらいしかあらへん」

みたいな事を言っていた。

通帳なり契約書なりを見せれば、只それだけで、

目減りしただの何だの言い訳じみたことなど何も言う必要ないものを

この時も小さな声でもしょもしょ言っていた。

私は

声、小っさい

と、心で叫んだものだが、この時言っていた信託の解約の手続きに来たのだ。

義姉が小さな声で歯切れ悪く言ったのは、義母の信託は目減りして、

今は900万円しかないということだ。

主人がコピーした内容によると、確かに900万円だったが、

900万円が二口あった。

ひょっとしたら、二口あるということを取り立ててて言わなかっただけとか、

単に言う必要なしと思ったのかも知れないが、

用紙を半分に折り、署名欄のみ見せて「ここに署名捺印してください」

とだけ迫るのであれば「内容を知られたくないのかな?」

と思われても仕方ないのではないか。

「何か魂胆があるのでは?」と思われても仕方ないのではないか。

これだけではなく、義姉は「私達は自分のお金を持ち出すことこそあれ、

お母さんのお金なんて1円も使ったことないよね」と、

わざわざ私達夫婦の前で義兄嫁に言ったことがあった。

それも、誰も何も疑ったようなことを口にもしていないのにだ。

これも「何か後ろめたいことでも?」と思われても仕方ないと考える。

その件にしても、グチグチグチグチ言わなくとも、

義母から預かった時から全て終わった時までのお金の流れを開示すればそれで済む。

なのに絶対に開示はしないのだから「出来ないのだろう」と思われても仕方ない。

義姉が姉兄弟の代表として、正直に遺産分けをしようとしているのなら、

この信託の解約の時に、他の預金も含めて全ての流れを開示し、

自分達が1円も使っていないことを証明し(気になるのであれば)、

皆で確認して平等に分ければ済む話し。

義姉は自分は当然のことと思って義母のお世話をしていたのだと、

私(次男嫁)は仕事をしているから、

出来るだけ負担をかけないようにと思いやってきたのだとも言い張ってきた。

つまり、決して自分が「得をしよう」だなどど努々思っていないと

言い張ってきたのだ。

ならば全て開示し、綺麗に四等分すればいいのてはないか。

実際そのように、当然のこととして長女として義母のお世話をしたのだから、

全く介護に参加しなかった私達夫婦対して
恩着せがましいことを一切言わず、

遺産を平等に分けることに嫌味一つ言わない義姉であったなら、

主人も義姉に一目置いただろう。

しかし義姉は「当然のことと思って介護した」と言い、

「貴女は仕事をしているから…」と天使のような台詞を言いながら、

一方では「介護もしなかったくせに…」という言葉を吐き、

「私達は1円も使ってません」と言いながら、お金の流れは一切開示できない。

そういう整合性のない言動が不信感を招く。

積極的に介護した自分と、殆ど介護に関わらなかった次男(嫁も含めて)と

同じように遺産分けするのは我慢ならないから、

私は介護に使った自分の持ち出し分はプラスさせてもらいます、

ときっぱり宣言すれば、それもいいと思う。

自分は介護をしたから有利に遺産相続するべきと思いながら、

損得を考えず、健気に介護した天使のような女性と認めさせたいのは無理なのだ。