義家族と絶縁するまで -24ページ目

義家族と絶縁するまで

遺産相続で主人の姉兄弟達と絶縁。。
結婚から30年足らず。
その経緯を綴り、自分の記録としたい。

義姉の長女が離婚したが、そのことについて義姉と直接話すこともなく、

距離をとったまま数ヶ月が過ぎた。

今までの記事に詳しく書いてきたので理由などは省略するが、

「義母のことに関しては全てキーパーソンである自分を通して行うように!」

という義姉の言い付けには従わないで、

私は自分で時間を作れる時に施設にいる義母を訪ねた。

けれど、義兄嫁と顔を合わせた時には必ず

「私に出来ることがあれば言ってください」と言い続けた。

もちろん、義兄嫁から私に連絡をくれることは一切なかった。

これを私は、義兄嫁は義姉に逆らえないからだと理解している。

つまり、今までと変わらない冷戦とも言える関係が続いていた。

《距離をとったまま》というのは、そういうことだ。

そんな頃亡き義父のお盆のお参りに親戚一同が集まるよう連絡があった。

お仏壇のある義兄宅でお坊さんのお経があり、食事は車で少しの割烹に出掛けた。

この日、私達家族は夫婦と学生だった娘3人で出席した。

ほかの義姉兄弟は皆、夫婦二人だった。

そう、この時は義姉の長女が離婚しており、義姉が皆で集まりたくない時だったのだ。

義姉が普段疎遠な私達に《知らせたい事》がある時には

必ず仰々しく、それぞれの子ども達夫婦揃って出席するよう声かけする。

一番近い時で言えば、義姉長女が結婚した時だ。

大会社に勤務している義姉お気に入りの男性がお婿さんになった時期には

いつも《全員》で集まっていた。

私達は《夫婦のみ》という連絡もされていないし、出席人数を聞かれてもいない。

だから亡き義父にとっては孫である娘も一緒に行った。

しかし、食事に行ったお店は既に予約していたようで、

各夫婦✖4の8人分の予約しかされていなかった。

何でやねん❗

予約するならするで人数確認があってもいいのではないか?

8人しか予約してないなら店に着くまでに言ってください❗

主人は本当は自分の姉兄弟と食事などしたくないものだから、

「仕事があるから自分が帰る」と言い出したり、

私達3人は、少なからず決まり悪い思いをした。

あたふたしたのだが、結局は一人追加できることになり、

3人とも食事に参加することになった。

こういう時の義姉の行動が本当に私には理解できない。

予約するなら何故、人数確認してくれないのか?

8人しか予約してないなら、何故店に着く前に言ってくれないのか?

もし、うっかりだったのなら「うっかりしてたわ、ごめんね」という言葉がないのか?

それでいて、自分がこの時私達が受けたような決まり悪い思いをした時には

やれ思い遣りがないの、自分は傷ついたのと、大騒ぎする。

義姉の言動には整合性がない❗

昨日のことのように、怒りが甦ってしまったが、話しをお盆の食事に戻そう。

相変わらず義姉は義母の介護がどんなに大変かを語っていた。

…と言っても施設に入っているのだから、

言わせてもらえばそんなに大変なことだとは思えない。

何だかんだ言って、義姉は海外旅行にも出掛けているし、

家で一緒に暮らし、がっつり介護している人とは訳が違う。

しかし、義姉はこういう機会に介護をして大変な自分達と、

何もしない次男家族を際立たせたいのだ。

とにかく、いつもの義姉だったのだが、この日、印象的だった義姉の言葉は、

後少しやわ❗」と低い声で絞り出すように言ったことだ。

それで私は義母がかなり悪いのかな、と感じた。












義姉家族の長男も長女も、一度目の結婚は離婚に終わった。

長男はその後再婚し、私の印象では、今のお嫁さんはとても良い人に思う。

私は離婚することを《失敗》とは思わない。

《添い遂げた》人が皆、夫婦仲良く愛情で結ばれている訳ではない。

世間体の為に離婚しない人、経済的な理由で離婚しない人、

伴侶が別の人のところに行ってしまっていても、意地で離婚しない人さえいる。

伴侶に愛情など全くないけれど離婚しない夫婦なんて、誰のまわりにも居るだろう。

健全であればこそ、結婚してみたが価値観の違いに気付き離婚する場合もあると思う。

信頼関係もないのに相手に執着するのは愛情ではなく共依存だからだ。

精神的に未熟者同士なればこそ、ダラダラと別れずにいるということが多々ある。

だから離婚、すなわち《失敗》とは思わない。

しかし、義姉の子ども達の場合、どちらも結婚する時、

結婚相手が義姉の虚栄心を充たす表面的な条件を満たしており、義姉のお気に入りであった。

そして、離婚…同じパターンを繰り返している。

私は子ども達が無意識のうちに、義姉の価値観を受け継いでしまった、

つまり虚栄心が結婚相手を決める時に影響したのではないかと感じるのだ。

無意識に母親が納得するだろう伴侶を求めていた、とも言える。

二人の子ども達の結婚は、当初は義姉の虚栄心を満たしてくれたが、

その虚栄心を維持する為に、子どもの結婚後に身の丈にあっていない大きな家を建て、

分不相応な外車に乗り、義姉の生活は派手になっていく。

つまり、どこまで行っても義姉の心は満たされなかったのではないだろうか。

例えば子ども達の伴侶の実家と比較され、自分が見劣りしては

義姉の自尊心はグラグラし、ストレスがかかるのだろう。

《愛着障害》について書かれた本に興味深いことが書いてあった。

《安定型の人(健全な大人として成熟できた人)なら、

自分にストレスがかかってしんどい時、

信頼のおける人に相談するなど、親しい人との関わりや絆の中で困難を乗り越える。

しかし不安定型の人(葛藤を抱えた未成熟な人=愛着障害の人)は、

ある特定な価値観や信念にしがみついて、貧弱な自己イメージを回復しようとする》

義姉という人は本当に精神分析や心理学の本にある、いわゆる《葛藤を抱えたひと》、

一般的に言えば《病んだ人》のモデルケースのような行動をする。

《愛着障害》というのは平たく言えば、親との関わりに問題があり、

上手く愛情を満たすことが出来ず、健全な成熟した大人になれなかった人のことだ。

発達/障害などの遺伝的なものではないが、その人の生涯に渡って影響する。

社会生活にも影響を及ぼすので障害と呼ぶ。

遺伝的なものと違うところは、気付きによって克服することが出来るところだ。

愛着は第二の天性とも言える。

※愛着障害については岡田尊司著がお薦めだ。

過去の、記事に詳しく載せたが、主人を含めた4人姉弟と、それぞれの伴侶は

私も含めて愛着障害だと思っている。

少なくとも愛着の形成(成熟した大人になるの)に問題があったと思っている。

只、言わせてもらうならば私は自分の問題に気付き、何度も泣きながら克服しつつある。

義姉は自分が普通より立派な人格を持つ大人と信じている。

そして、頑張ってる自分が傷ついたといつも人のせいにしている。

そこが違う❗

と、自画自賛してみるが、心の中とこの記事でだけだ。

とにかく、私達夫婦は義姉の長女の離婚について直接話すこともなく、

相変わらず物理的にも気持ち的にも距離をとったまま、

日々は過ぎていった。



わが家が全/焼し、しばらくは実家に身を寄せていたが、

その後、借家に引っ越した。

借家に住んでいたのは約1年くらいで、元の土地に新居を建てることができた。

その借家に居た時期のクリスマスに私達夫婦は、

義姉の長男夫婦を食事に招待することにした。

ここでは義姉の長男をU君とする。

今までの記事に詳しく載せたが、U君は転職を繰り返しており、

世間体重視の義姉にとって、我が長男は自分の価値観からは外れていた。

そしてU君はかつて、いわゆる経済力のある家庭のお嬢様と結婚し、

男の子を一人もうけていたのに離婚し、それも義姉の気に入らない出来事だった。

気に入らない理由は、只一人きりの孫と離ればなれになることが淋しい、

というのも確かにあっただろうと思うが、

実家が経済力のある家であり、お嬢様私立を卒業しているという元嫁が、

義姉の価値観に、はまっていたから残念…ということもあるのではないかということは

義姉の言動から容易に想像できる。

義姉は自分が庶民一般的な商売を営んでいる家庭に生まれ、

高卒で商社に就職し、社内結婚した。

商社マンであった夫は会社から出向させられるということを繰り返し定年を迎えた。

それでも誰にも迷惑をかけず生きてきた~そういう自分の人生を普通に受け入れられない。

社会的地位や経済力に価値を置き、世間体重視で生きている為、

自分自身の劣等感から逃れられない…という典型的なアイデンティティーの確立できない人だ。

話しを元に戻すと、

そんな何かと義姉の価値観から外れる行為を繰り返していたU君であったが、

それが自分の両親の価値観から外れていることを自覚しており、

転職した職業によっては (というかほとんどを)両親に内緒にしていた。

つまり『両親に嫌われたくない、良い関係でいたい』という気持ちがあるのだろう。

『両親に認められたい』という気持ちがある…とも言えるだろう。

私としてはU君が『自分の親はおかしい!何と思われても結構!』という考え方になり、

精神的に親から自立すればU君の人生は拓けるのではないかとさえ思う。

とにかく、火/災直後に主人の車が故障して、U君にはお世話になった。

また、借家に引っ越す際には布団を2組、運び込んでくれた。

火/災という非常事態だから、目上の人の好意には甘えた。

しかし、U君は主人にとって甥っ子でもあるし、

U君の好意は本当に有り難く心から感謝していたので、

何か、その気持ちを表したくて食事に招待した。

クリスマス間近の寒い日、建築中の私達の家を見てもらって、

私達家族とU君夫妻6人で、小さなイタリアンの店にでかけた。

店に向かう車中でU君が意外なことを話し出した。

妹(義姉の長女)が離婚したというのだ。

それも、ただの離婚ではなく裁判沙汰に発展するかも知れないという。

それでU君が弁護士を義姉に紹介したのだそうだ。

ここでは義姉長女をWちゃんとする。

そう、Wちゃんのお婿さんは義姉が大層気に入っていて、

お年玉配りのセレモニーまでして見栄を張ってみせたお婿さんだ。

U君夫妻(再婚後の)は、Wちゃんが結婚する前に、

婚約中の二人と一緒に食事をしたことがあるそうだ。

一度逢っただけで『あれはあかんな❗』と思ったと言う。

「どうして?」と聞いたけれど、U君はあまり多くは語らなかった。

やはり、言ってはダメなことがあるのだろう。

そこが裁判沙汰になるような《何か》なのだろう。

U君夫妻は一度逢っただけで《ダメな奴》と分かったらしい。

私の主人もWちゃんのお婿さんに初めて逢った時「気持ち悪い男やで~」と言っていた。

義姉さん、貴女は何故分からなかった?

それは世間体ばかりに気をとられて、本質が見えていないからですね。

U君はWちゃんの結婚が決まった時に、義姉(U君にとっては母)から

「Wのお相手は貴方と違って素晴らしい方だわ!

と言われたと、U君夫妻は苦笑いしていた。

話せないこともある中でU君が言葉少なに話したことに、

Wちゃんの元夫の実家は庶民でありながらアンチ庶民なのだそうだ。

お義姉さんと一緒やん❗

それで、未成熟な家庭同士が惹かれあってまとまった縁談なのだな、と容易に想像がつく。

しかし、そこは未成熟な家庭同士❗お互い相手に責任があると考えるのだろう。

そして、裁判沙汰になる…絵に描いたような話しだ。

そして、お互い何も変わらないのだろう。

しかーし、U君からは、庶民なのにアンチ庶民というキーワードから、

自分の実家もそうだ❗

という言葉は聞けなかった