完全なる妻失格です。
えぇ、ダメ妻とでも、何とでも言ってください。

私が育った家では、絶対になかったことです。
あれ?
私と母と二人のときにはあったかな?
でも、母は父に対しては絶対にしなかった。

お惣菜のパックを、そのまま食卓に載せる。
ってか、そもそも恐らくは母が溺愛のお総菜を父に出したことは、一度もないと思われ。
それを考えると、私は、ほんと てんでダメ妻です。

あえて言い訳させていただくのであれば、私が物心ついてから母は専業主婦でして。
まぁ、適当な手抜き仕事ではありますが
私は、専業な主婦ではないわけで。
はい、完全なる言い訳です。

仕事をして帰っても、お惣菜のパックは、お皿にうつすくらいの時間はあるだろう!
ってね。

すみません、鮪のカマの塩焼きで許してください。
見た目は棒の切れ端だけど。
枝豆も、トウモロコシも茹でました。

トマトとピーマン、切りました。

あと、つまみが足りなくなったので、ゴソゴソ冷蔵庫などをゴソゴソしました。
そして、茄子のトマトチーズ焼きみたいなのも作りました。
でも、ゴメンナサイ、ソースは一人ご飯用のレトルトのミートソースです。
これ、ダンナちゃんには告白できませんでした。
いま、ここで懺悔します。
美味しいって言ってくれた茄子だけど、茄子を炒めてお皿にのせただけで。
あとはオーブンでチンだけでした。
でも、ダンナちゃんは とってもご機嫌で。

食後のデザートの巨大プッッチンプリンを満面の笑みで平らげてました。
寛大なダンナちゃん、ありがとう。
その笑顔に、すんごく癒されますわ。
ある金曜日、後ろめたさ満載の酒盛りでした。