この歳になって初めて知ることもあるものでして。
中秋の名月が満月とは限らない。
へぇぇぇ、そうなんだ。
中秋の名月は「盆のような月」なのかと思っていましたわ。
お団子やすすきを買ってくるの、忘れちゃった。

雲一つない空、こんなに美しく見える満月の中秋の名月も珍しいですね。
心が洗われるれるようでした。
そう、ドロドロ汚れた私の心がね。

そして、もうひとつ初めて知ったこと。
ピーマンって、こんなに美味しいんだね。
母からの宅急便でいただいたピーマンが、うまいいですわ、ほんとに。
パリパリって小気味良い歯ごたえと、苦みはなくて、後味は軽い甘みが残って。
ピーマンが、あまり得意でないダンナちゃんも、
「このピーマン美味しいね」って。

というわけで、残ったピーマンを ほぼ主役に据えてのお夕飯。
ピーマン、あなたのために、あなたを生でバリバリ食いつけるメニューを考えました。
肉詰めにしちゃうと、ピーマンに火を入れなければならない。
生の美味しさに目覚めた私。
肉詰めを、分離してしまいました。

で、食べる時に合体!
こうすれば、ピーマンがパリパリのまま肉詰め。
これ、メチャメチャウマい。
甘辛醤油ベースのタレに仕上げた合い挽き肉のつくねを単独で焼いて。
食べる時に、ピーマンに挟んでぱくつきます。
ふふふ。
ちょ~~~、うまい。
知ってる人は知っている。
これは孤独のグルメで五郎さんがどこかで食べてらっしゃったスタイルです。
ちなみに、一緒に盛られているのは、鰯のサンガ焼き。
なめろうにした鰯を、大葉で巻いてフライパンで軽くあぶります。
まぁ、ハンバーグというかつくねに近いかな。
大葉が悪くなりそうだったのでね。苦肉の策の一品。

前日の、揚げ茄子の煮浸しの残り。
翌日のほうが美味しいって言ったでしょ。
ほ~~~ら、お茄子がトロトロよ。♪

魚屋さんで発見して、即買いの「ぎばさ」。
ネバネバ海藻です。
メカブよりも細かく刻まれていて、ネバ度がハンパない。
これ、お口直しにも、ご飯にかけても絶品。

食前サラダは、葉物野菜の値段の高さに目をむいてしまいまして。
この日のお買い得品のシメジでカサをだしてみました。
中秋の夜は、寝室のカーテンをレースだけにして、月明かりの中で寝てみました。
暑さもなくなり、寝心地よくなってきましたね。
もう、私は毎晩 泥のように爆睡です。
地震も何のそので、一瞬半目開いただけで、速攻再び眠りにつきました。