そう、あのお船友達の飲ん兵衛大王でいらっしゃるステキなオジサマね。
このオジサマに、歌舞伎のチケットをいただきまして、お着物着てお出かけしてきました。
今月は、エラいことに午前も午後も勧進帳。
弁慶と富樫の配役が、団十郎さんと幸四郎さんが午前と午後で入れ替わります。
わたし的には、吉右衛門さんの弁慶に菊五郎さんの富樫がベスト。
とはいえ、結局最後の場面では ウルル と涙してしまうのですわ。

で、お芝居の後は やっぱり和食。
日本酒をクイッと行きたくなるわけです。
神田のオジサマに教えていただいた銀座の「高級」蕎麦屋さんへ。
オジサマとご一緒のときには、いつも3件目か4件目。
でも、今回は1件目ですよ。しかも、日曜の夜だからハシゴの予定もなし。
腰を据えて飲むぜよ。

穴子と胡瓜の酢の物
私、酢の物って作らないんだけど、こういう美味しいものいただくとね、作ってみようかなと思うわな。
炙った穴子が香ばしい。

銀杏と蕎麦の揚げ物
蕎麦の揚げ物が いい感じにスナックのような箸休めに。
ほんとはビールが合いそうだけど、この日は最初の一杯から日本酒に行っちゃいました。

いか肝焼き
ダンナちゃんの選択は、コレぞ日本酒のつまみ。
これさ、海外に行く飛行機に日本酒と一緒に持って乗りたいね。
すんごい臭いが充満しそうだけど。

スッポン入りの鶏つくね
つくねはふんわり、スッポンがとろり。
卵黄もぷるんぷるん。

なめこおろし
これもダンナちゃんの選択なんだけどね、まったりな肝焼きと合わせるのにピッタリ。
おぬし、やるのぅ。
日本酒を2合づつ飲んで、大人しく〆のお蕎麦に。

ダンナちゃんはあおさのりとじゃこが乗った暖かいお蕎麦。
おつゆを一口いただいたけれども、お酒の後に絶品。
あおさとじゃこの塩で、おつゆが塩辛くなりそうなんだけど、そこはしっかりバランスがとれてまして。
みりんの甘みが効いてました。

私は、とろろ蕎麦。
さすが ネバネバ大王でしょ。
ここの山芋は自然薯でしょね。ふんわりしてるんですわ。

この日のお着物は、黄八丈に紅型の帯。
腰が変にクネクネしとるね。こんな姿勢だからギックリ腰になんだろね。