少し味が落ちちゃったらしいという噂を聞いて、すっかり足が遠のいてしまっていました。

駒形どぜう
移転後は初訪問。
雑居ビルの中に入ったと聞いて、あの昔の雰囲気がなくなっちゃったんだろうなと恐れていたのに、エレベーターを降りたそこには、変わらぬどっしりした店構え。
って、写真撮ってないんだけどね。
まぁ、みなさん見に行ってくださいな。

お通しは湯葉。

やっぱり日本酒よね。
素敵なオジサマがお一人でどぜう鍋をつっついている姿あちらこちらで見受けられまして。
粋ですねぇ。

どぜうの骨
数量限定らしく、おばちゃまが「よかったわねぇ、最後の一皿だったわよ」って。
そうよね、これで どぜう 何匹分かしらね。
カリッカリに香ばしく揚がっていて、いやぁ今日も酒が進む進む。

どぜうの蒲焼き
甘みが少ない辛めのタレでが良く合います。
鰻や穴子と違って、とろける感じがなくて、全く違う雰囲気。
脂分が少ないだけに、ぺろりと平らげちゃいます。

さて、本命の どぜう鍋。
開いて骨を抜いた「さき鍋「というのもありますが、私は この丸のままが好み。
骨が全く触らないくらい軟らかく下ごしらえしてあります。

これね、ちゃんと火加減と割り下の具合を見ながら、さくさくっと食べないと、オバチャマからお小言が入りますよ。
お隣さんは、「割り下入れてね」「早く食べないと」なんて声かけられてます。
もちろん、我が家は鉄板奉行のダンナちゃんと、鍋奉行の私が揃っているから、もう無敵。

葱をタップリ乗せて、いただきま~す。
あなた、ぺろぺろって、二人で3皿軽~く平らげちゃいます。

こちらも欠かせない、鯨の立田揚げ。

そして、柳川。
若者の街な渋谷ですけどね、一本道を入ったりすると、なかなかこういういい味出しているお店が結構あるんですよね。
移転後初めて、久しぶりに渋谷の駒形どぜう さんに伺いましたが、いやはや 味も雰囲気も全く変わっていません。
駒形どぜう 渋谷店 (どじょう / 渋谷駅、神泉駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0