あまりにベタじゃないですか。

渋谷の東急フードショーも東急プラザの渋谷市場も、「ひな祭りフェア」。
そうなると、すっかり乗せられちゃうのが私。

オリジナリティっても、そうそう斬新なアイデアなんて出て来ないしね。
ちらし寿司って、率先して作るメニューじゃないから、こんなときじゃないと作らないから、そのまま王道メニューに決定。

すし飯に刻み海苔錦糸卵を散らしてから、真鯛・赤身の鮪・鮪のすき身・勘八・甘海老・いくら・桜デンプ、最後に絹鞘と青じそで飾ってみました。
お刺身は、盛り合わせを買って来ちゃった。
ほんとうは、漬けにしたほうが食べやすそうなんだけどね、彩りが悪くなっちゃうじゃない?
ひな祭りですから~、鮮やかじゃないとね。

これまたベタな、蛤のお吸い物。
小振りだけれど、国産のものにこだわってみました。
貝合わせをしそうな大振りの蛤は、ひとつ700円ちかくしていたので、小さなものが10個以上で一皿になっていたものをご購入。三重産だそうです。

菜の花の辛し和え
この日は、辛子の具合がちょうどよかったな。
春ですねぇ。
もちろん、デザートは

桜餅。
私は、関西の道明寺派ですね。
関東の薄皮っぽいヤツは、ちと納得行きません。
子供の頃は、この桜の葉を食べていいものなのか、柏餅みたいに剥がすものなのか、すごく迷ったわ。
「食べるもの」って言われてもね、子供の味覚には美味しいものでもなかったし。
でも、最近はこの葉っぱが美味しいと思うようになってきましたわ。
とはいえ「ひな祭り」なんて騒いでもね。
そんなお年頃でもないでしょにね。
子供の頃には、毎年おひな様を飾っていたなぁ。
飾るのも片付けるのも面倒には面倒なんだけれど、楽しみでね。
飾らなくなってから20年くらい経つのかな。
こういう季節の行事、大切にしたいですね。