母お気に入りの帝国ホテルに宿泊して、鉄板焼きのお夕飯。
もぉ、そのままエレベータで降りただけで部屋のベッドで寝られるという開放感。
歯止めなし。
飲んだるぜ~的な?
でも、写真を整理したら、飲み物の写真ったら1枚もなかったわ。
とほほほ。
まずは、さっぱりしたスペインの白ワインを空けて
アミューズは、根セロリのムースの洋梨のジュレのせ。
ダンナちゃん、セロリ苦手なのよね。
最初に「苦手な食材はございますか?」と訊ねられたけど、まさかピンポイントでセロリが出るとはね。
とはいえ、ちゃんと完食してました。
素材が、「どうだ~」と言わんばかりの豪勢さで登場!
今回は、4人なので2種類のコースを2人分づつお願いして、シェアできるようにお願いしました。
オードブルは、コースごとに異なる2品なので、好きな方をチョイス。
こちらはダンナちゃんの牛たたき。
こちらは私の、蟹味噌のバーニャカウダーと魴鮄のカルパッチョの苺ソース。
フォアグラのソテー
バルサミコソースの他に、塩キャラメルとチャツネも添えてあります。
塩キャラメルとの組み合わせが、こってり同士のくせにぴったりあって驚きの美味しさ。
鉄板上では、車エビちゃん2匹が断末魔。
なかなか残酷。
ムービーで撮ろうかと思っちゃいましたわ。
でも、こうなるとむちゃくちゃ美味しそ~。
私が大好きな海老の頭も、こんなにキレイに処理されていてね。
これを鉄板焼のヘラだけでなさる職人芸。
海老の冥福を祈りながら、美味しくいただきました。
あ~っと言う間に白ワインのボトルが空いてしまってびっくり。
まだ魚介系のお料理が続くので、もう一本白 フランスのシャブリ。
金目鯛のソテー
和風のソースがコースの中でアクセントになります。
頭をかちわられた伊勢海老さんも、鉄板に乗るとぴくぴく動いちゃったりして。
すごい生命力って感嘆しながら、やはり残酷ね。
映画ハンニバルのラストシーンを思い出しちゃった。
いやあ、味噌もたっぷりついていてね。
たまらんちんでございます。
まぁ、よくもまぁ続くこと続くこと。
今度は鮑。
肝も一緒にソテーされていて。
やわらかいのよ~。
そんな、舌鼓を打っていると、
目の前には本日の本命がね。
じゅ~って。
この頃には、もっちろん2本目の白ワインも空いてしまったので、今度はアメリカ ナパ・バレーの赤ワイン。
ミディアムレアでお願いしてね。
この切り口。
あぁぁぁ、もうこのまま死んじゃっても「幸せな一生だった」って思える、絶対。
ちなみに、お酒に関しては、母は途中から日本酒を飲んでいるので、これで3人で3本のワインを開けたことになりますな。
〆は、ガーリックライス。
デザートまでしっかりいただいて。
お友達のオジサマのご要望で、デザートにはポートワインまでつけちゃって。
もぉ、どんだけ飲むんでしょね。
こちら嘉門さんでのディナーは、それだけで一つのイベント。
焼いているシーンもエンターテイメント。
焼き手の方との会話も楽しみのひとつです。
もちろん、それなりのお値段はしますが、それに値する楽しみは得られると思います。
今回も、楽しく美味しくいただきました。
嘉門 (鉄板焼き / 日比谷駅、内幸町駅、銀座駅)
夜総合点★★★★★ 5.0