今日、岡山にあるお得意様から注文がありました。
久しぶりに電話で声が聞けたことと、元気そうであるということで安心したという思いとともに嬉しい気持ちになっています。

中国茶のお店をするという少し前からのお付き合いですが、お店がオープンしてから2年もうすぐ2年になります。
この2年で彼女は少しも変わらずマイペースであり、そのおかげ?で荒波にものみこまれることなくお店を続けてこれたのだと思います。

一人でお店をやっているという点で、私にとっては尊敬すべき先生であります。

ただ、一つだけ彼女がこの2年で変わったことがあります。

それは、


お茶を買い叩いてくる


ということ。叩かれるほど品質は悪くないのですが、びしびし叩いてきます。

「え~、そんなに高いのぉ」

とか、

「きりの良い数字がいいでしょ」

みたいなことを柔らかい感じのトーンで、しかもガツガツと言い放つようになりました。

女性の強さ?それとも経営者としての強さなのでしょうか。
勉強すべき所は沢山あるようです。
日本でいう茶殻。中国語では、

「茶底」とか「茶底儿」

というらしい。

辞書にも書いてあった。

これから茶殻のことを茶底(ちゃてい)と呼んであげましょう。

自画像
今の自分・・・・・。こんな感じやね。
新茶がわんさか届いた。

龍井安吉白茶碧螺春顧渚紫笋

明日飲み比べてみたいと思います。

ただ、今の感想としては、

全体的に値段が高くなった・・・

というもの。

値段とともに、お茶の質が上がっていることを祈るばかりです。

ただ、安吉白茶は別格のようです。
大山塢という安吉白茶のルーツとも言えるところで作られたものです。

明日が楽しみです。

また昨日のことを今日書いている。
というのも、師匠がお客様と搭乗する予定の飛行機が機材トラブルで欠航に。
あえなく、現地にて宿泊後、あと30分後の飛行機で振り替えて帰れることが今判明し、安堵の思いで更新している。
昨日は空港まで出迎え、結局22時過ぎまで空港にいて、手ぶらで帰宅。


で、昨日の話。
湖南省から連絡が入った。
高橋銀峰湘波録という緑茶があるのですが、それらがもう既に出来上がったという嬉しい知らせ。
例年は5月初旬にようやく届くこの便りが今年は1ヶ月も前倒しで届いたのであった。

内容は、

「今年は暖冬だったから、1ヶ月も早くできたよ!早く注文してくれないと良いものは国務院に出してしまいますよ」

というのも。

これから新茶が続々到着します。

ちなみに、昨日暁起毛尖という緑茶の新茶を友人達と飲んだ。
今年初の新茶です。

とうとう春がやってきました。なんかワクワクしてしまうのは何故なんでしょうね。


杭州の寒かったから生産量が少ないんですというこの前の回答に疑念が湧いたのでした。

マリアージュ・フレールという紅茶専門店があります。
私が中国茶を勉強し始めて間もない頃、勉強を兼ねてお茶を飲みに行ったことがあります。

その時に購入したマリアージュフレールの「フランス流行茶芸術」という書籍というかカタログというか紅茶指南書を久しぶりに広げてみました。その当時は目に入らなかった文章が印象的だったので、ここで紹介します。

お茶とは

「天からの恵み、人に与えられた魂の飲み物、それがお茶だ」

「お茶は価値あるもの。非常な細心さをもって扱わねばならない。
一つ一つの品種はそれぞれに性格とはかりしれぬ奥深さを持っている。」

「お茶は高貴な飲み物である。お茶をいれる支度は技術と伝統が出会う芸術である。」

「お茶は一人一人の意識と結びつく、お茶はそれぞれの魂を最も性格に映し出すものである。」

「お茶は詩人の心にインスピレーションを与え、甘やかな夢へと誘う。」

-アンリマリアージュ マリアージュフレールの創業者

1854年に創業されたこの紅茶専門店。
6年ぶりにお店を訪れて、お茶を飲みたくなりました。
小泉武夫先生という興味深い先生がいらっしゃいます。
発酵食品について研究されているようで、書籍やらテレビやらをいつも楽しく拝見させていただいている。

「よくあんなものが食えるな」

と尊敬の念を抱くばかりでございます。

その先生の書物の中で、お茶の発酵についての記載がありました。

緑茶や烏龍茶は熱を加え、酸化酵素の働きを止めるのに対し、紅茶は酸化酵素の働きを止めないので、製品となったあとも発酵が続いているとか。だから熟成が進むほどまろやかになるとか。

今度、きちんと敬意を払い、購入して詳しく紹介します。
この日記を書いているのは翌日の26日ですが、ずるをして更新日を25日にしています。
でも25日のことなので・・・。

寝ずに仕事に出掛けたのはいつ以来だろうか。
今の仕事に転職する前は、当たり前のようにこなしていた「徹夜」という行事が今はつらく感じています。というのもこの記事を書いている今、頭も身体もボーっとしています。

朝7時30分に第一次任務が完了し、次のアポまで5時間。
喫茶店に飛び込みコーヒーを飲みながら本を読みつつ時間を過ごすも、時計を観るとまだ9時。
睡魔にも襲撃をくらいこのままこの席で寝てやろうかと思案しているところへ飛び込んできたのが、23日オープン!というインターネットカフェのチラシ。今まで、ネットカフェや漫画喫茶には一度として足を踏み入れたことがなかったが、そのカフェには180度になるリラクゼーションシートという今の睡眠中毒にある身体には魅力的なものが備えてあるという。

フラフラと誘われるままにネットカフェへ行き、フラットになるマッサージチェアに横たわり、爆睡。
爆睡の前の準備として、一応の設備をいじってみた。
その部屋では、映画が観られるというので、多分寝ているだろうから観ないと思いつつもラインナップを眺めていると一つ気になる作品が。

「spilit」

ジェット・リーである。

内容はほとんど覚えていない。観たのは、冒頭と何故か中村獅童演じる日本人格闘家とお茶を飲んでいるシーン以降のほぼクライマックス。でも、だいたいのストーリーが想像できるそんな映画でした。

ただ、久しぶりに清朝の茶を飲むスタイル(よくジャッキー・チェンの映画で出てきた風景)を発見。
蓋碗で飲むスタイルとともに、上海での映像では、紫砂壷と小さな茶杯が部屋には置いてあった。

一つ興味深かったのは、蓋碗での飲み方である。
ちなみに蓋碗は、フタと受け皿が付いた茶碗のことであるが、ジェット・リー扮する格闘家は、お皿を使わず茶碗を直接もって飲んでいたが、もう一人の資本家風の男は、受け皿とともに茶碗を持ち飲んでいたということ。
お上品な飲み方とそうでない飲み方という演出であろうか。

兎に角今度はレンタルをして、もう一度きちんと最初から観てみようと思います。
音声ありで。

寝ることを最優先にしていたので、音量ゼロで見ていたのでした。
今回は、「泉」の話。
中国茶とは、直接関係が内容にも思えますが、中国茶の世界では、どこの水がお茶を淹れるのには適しているのかということが、古くから論じられてきました。
唐の時代に出てきた陸羽(茶聖とも呼ばれていますが)も、どこどこの泉が良いと論じています。

その中で必ずと言っていいほど、第二位と評される泉があります。それが、江蘇省無錫の錫恵公園にある恵山泉いわゆる天下第二泉です。
この天下第二泉は、中国音楽をやっている人にも有名な泉で、タイトルとなっている「二泉映月」という二胡を代表する曲の由来ともなっているからです。この「二泉映月」は阿炳という音楽家が作った曲です。不遇だった彼の楽曲を認め、世に知らしめた北京中央音楽学院の楊教授という先生達であり、この話は「知音」「高山流水」という故事を思い起こさせます。

さて、この天下第二泉、事実上のチャンピオンであります。
というのも、多くの人が第二位と認めているのですが、その時の第一位は決まってその選者の故郷の泉であることがほとんどです。つまり一番目はお国自慢と申しますか、エコヒイキの結晶なんです。

これは、泉に限ったことではなく、現代の中国の方にどこの町が良いですかと聞くと、まず自身の出身地を挙げますし、お茶は何が良いですかと聞くと地元のお茶をまず一番に挙げて紹介してくれます。

これは、中国の方々の生活習慣なんです。微笑ましく受け止めてあげましょう。
受け止めた上で、あえて二番目を聞く。
そうすると客観的な意見を聞き出すことができるでしょう。

さて、もうすぐ届くであろう無錫銀毫の新茶を飲みながら「二泉映月」を聞いてみたいものです。
只今、アヘン戦争について勉強中です。いやぁ、ブログつながりがきっかけとはいえ、良い勉強になっています。
そのうち勉強の成果をご報告できればと。

さて、作柄の第一報が入った今日この頃、本日第二報が入りました。

Q1:今年は暖冬では?という質問には、

A:「杭州付近は寒かった」

という解答が。

Q2:提示してきている茶葉、高いですよね。高級品でないものはどんなかんじですか?

A2:「梅家塢や獅峰では、高級品しか作らなくなっています。今手に入る一般的なものは、南の温州などの地域で作られたものです。」

Q3:って、それじゃあ寒かったから量が少なく価格が高騰しているという話はおかしくないですか?

A3-1:「・・・・・・・・・」

しばらくして、

A3-2:「宿題とさせて下さい」

だそうです。

一昔前は、

大仏龍井龍井じゃねぇ!」

といっていた人たちから

「温州産の龍井がありますよ」

なんて言葉を聞くとは。時代は変わったようです。