「黒澤風彦の世界」へ
記事 02/23 風に吹かれて・女子部のの稽古
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和式のお便所座り
今日も良く晴れています。
主人のリハビリ散歩日和ですが今入浴中です。
ところで突然ですが、皆さんは出来ますよね、和式のお便所座り。
実は主人が布団に寝る時に、
身体のバランスが取れないためにとても苦労をしています。
傍にあるベッドに右手をかけて腰を下ろし、
両膝を左に倒してから寝る位置に身体をずらしてよこになります。
それでもなかなか上手い具合に定位置まで身体を動かせません。
そこで私が
「初めに、和式のお便所座りをして、それから腰を降ろしてみたら？」
と言ったのですが、そのお便所座りができないのです。
座って腰を下ろすと、どうしても踵が浮いてしまいます。
ですから腰を降ろそうとすると、
後ろにドッスンと倒れてしまいそうで怖いのです。
足の裏をすべて踵まで着けてと言うのですが、
それが出来ないことが分かりました。
踵が付けられれば背中を丸めながらゆっくり後ろに倒せるのに・・・。
昔和式トイレの時から踵が着かなかったのか聞いてみたら、
若い時は出来ていたと言いました。
昨日知人の家に行って、そこでその家のご主人にやってもらいました。
ええっ！ やっぱりできません。
逆ハの字に爪先を開けばできるのですが、
足を平行にしてしゃがむと出来ないのです。
元気溌剌のご主人が出来ないのでは、主人にも無理だと分かりました。
ということでこれからは、
アキレス腱当たりの筋を伸ばす運動を取り入れていくことにしました。
自分では何でもないと思っていることが、
事故の為に弱ってしまったから出来ないと思い込んでいたことが、
事故前からできていなかったことに気が付いたのです。
和式のお便所座りが出来るようになれば、
主人一人でも布団に潜り込めるようになると思うのですが・・・。
それが出来るようになれば、私も主人を残して外泊が出来るようになるのですが。