ビアズリー展を見に行った。
会期終了まで1週間ほどとなっていたころだったが、たくさんの人が来ていた。
東京駅からの道順もメモしてバッチリ!と思っていたのに、結局迷ってグーグルマップのお世話になった。
挿絵画家であったビアズリーの作品はサイズが小さいものが多く、たくさんの来場者がその展示を囲むようにして見ているため、近づいて見ることがなかなか難しかった。この人たちがどいたら近づいて見ようと思って待っていても、写真撮影OKのところでは一枚一枚撮っているひとがいたりしてなかなか動かなかったり(撮影OKなところなので悪いことをしているわけではない)、違う方向からやってきて見ようとする人もいたりして(順路通りに見なくちゃいけないわけではないので、悪いことをしているわけではない)観覧するのもちょっと苦労した。
それにしても日本の場合、美術展などにはずいぶんとたくさんの人が来るもんだと感心する。最近の傾向というわけではなく以前からこんな感じだったけど、こういうのに関心が高い人が多いのだろうか。期間限定のものだと、いま見ておかないともう見ることはできないかもしれないと思う気持ちもあるのかもしれない。日本人に人気が高い(と思う)印象派の展覧会をむかし見に行ったことがあったが、あまりの人の多さに、絵を見に行ったのか人を見に行ったのかわからなくなったことがあったのを思い出す。
出品数も多くはなかったから(というかサイズが小さいものが多いので、どうしてもこじんまりしてしまう)それを埋めるようにしてか(?)同時代とか関わりがあったらしき他の画家の作品とか、サロメの舞台版についての展示なども飾られていた。ビアズリーの作品はほとんどが白黒で、背景が細かく描写されていたり点描などが目につく。こういう細かい作業を部屋にこもって根をつめてやっていたのかと思うと、閉塞感に胸が詰まるような気がする。
最後にグッズ販売のコーナーに寄る。というかそういうコーナーを通らなくては出られないので。サロメの新訳というのが文庫であったのでそれを購入した。有名な挿絵も見れて、かつ本も読めるという1粒で2度おいしいお得感。読んだことなかったので知らなかったが、これは英語圏の作家がフランス語で書いた作品なのだね。
さて無事に見終えて外に出る。東京駅に戻るつもりだったのに、なぜかとなりの有楽町駅にたどり着いた。こういうこと以前にもやったことがある。そのときは千葉で地元なのに・・・ふしぎだ。
ビアズリー展が催されていた会場のそと。













