こちらは常設のお店ではなく、
渋谷109の裏の209スタンドというお店を間借りしての営業ですが、
いまや、知る人ぞ知る人気店なのではないでしょうか。
『麺処 図鑑』
決まったメニューがあるわけではなく、
その時期ごとに食材を変えて、
若い店主さんが創作ラーメンを提供しています。
例えば、、
>>鴨とか
>>ニジマスの冷やしとか
>>モロヘイヤの冷やしなど、、
2022年の2月に寄ったときは、
以前食べそびれていた、好物の牡蠣でした
「牡蠣の塩そば」(1,300円)
美しい見ためですよね~
そしてスープも美味しい
広島産の牡蠣や羅臼昆布、煮干し、親鳥でとった出汁に、
地鶏や、牡蠣の煮干しを加えた塩ダレを加えてあるそうです。
具材には、、岩中豚のロース(チャーシュー)、
マッシュルームのデュクセル(※1)に牡蠣のペースト、
白髪ねぎ、クレイジーピー(※2)、生胡椒にレモン
※1デュクセル:きのこ、玉ねぎ、またはエシャロット、
タイムやパセリ等のハーブ、黒胡椒を細かく刻んで混ぜて、
バターでソテーしてペースト状に煮詰めたもの
※2クレイジーピー:エンドウ豆の新芽
麺も全粒粉入りの中細ストレート麺で最高っす。
デュクセルなんて、フレンチの技法ですし、
これだけのこだわりがつまっていれば美味しいですよ。
そして、1週間後の2月27日(日曜日)18時から始まった、
特別夜営業での限定メニュー
「雉(きじ)の中華そば」(2,000円)
キジのラーメンなんて初めて聞いたし、食べましたね。
これも見た目がすばらしい
フランス産フェザン(キジ)丸とキジのガラ、
羅臼昆布でとった出汁に、
具材は平田牧場の金華豚ロースに、
金時人参、紅芯大根、黄金丸大根、青長大根、
紫大根の昆布炊き(丸いやつだと思います)
白髪ねぎ、紫蘇パープル、干し紫人参、生胡椒
どれがどれですか
先日の牡蠣もそうでしたが、生胡椒が良いアクセントで
噛んだときにふわっと香りが広がります。
この1杯を考えて、完成までこぎつける労力を考えると、
ラーメン一杯ですけど、、、2,000円は出します
これがこの日のハイライトでした
ごちそうさま~
麺処 図鑑 (ラーメン / 渋谷駅、神泉駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6