金曜日はおイヤ。 | 長女Aは、夢を見る。

長女Aは、夢を見る。

長女A(満50歳)
父と同居を始めてみた。

大学生の息子×2
父の愛犬
ワタシの愛猫

楽しいことばかりじゃないと
重々考えてのことだったけど

想定以上の毎日に
もう笑うしかないわけで。

いや、ほんとは泣いて怒ってばかりだけどさ。





明日を休日出勤にしないために

文字通り

髪を振り乱しながら(見苦しいAge50)

頑張った月末〆日。




もうちょい前から頑張れ自分真顔


 

 

 

認知症の父との日々を書いています

現在、要介護1認定の父(77)との日々

 

認知症?と気づく少し前からのこと

レビー小体型認知症と診断を受けたあとのこと

今の日常のどーでもいいこと

 

書くことで

何かが変えられたらいいな、って

思ってるんでしょうね、ワタシは。
 

 

 

 

 

今朝は、とある所に直行する予定があり

いつもよりゆっくりだったから



ソワソワ不穏気味な父に対応できて

ラッキーだったのかな?



雨なのに、5時すぎから

玄関の閉まる音がひっきりなし。

出ては入って

傘を差して畑の見守りに熱心。



お弁当と朝ごはんを作り出したキッチンに

何度も話しかけに来る。



「今日は…金曜日…だな?」

「今日は『出』の日だな?(デイサービス)」

「人が少ない日だ……」



適当な返事を返しながら、思う。




やはりおイヤなのね、金曜日がにっこり




今週は月曜から連続5日で行ってるし

疲れも出てくる上に

仲良しの人が誰もいない

しかも雨



これが学生の学校だとしても

憂鬱な気分は仕方ないかもね。



こんなときは

イヤな気分になったときのことを

なんとなく思い出すのだろうか。



急に何日も前のことを振り返って聞く。



おじいちゃん「なんか、お前

帰ってきたら外へ出ちゃいけないとか

俺に言った?

イヌの散歩もコンビニもダメとかって

言ってたよね?あれは今日も?」



「あぁ、あれは帰ってきたときじゃなくて

朝のデイサービスのお迎えのときね。

ワタシが出かけてから9時のお迎えまで

もう出ないでね、って言ったの!」



おじいちゃん「朝のことか……

ということは、今だな?」



「そうだよ」



おじいちゃん「ほぅ、散歩もダメか

まぁ今日は雨だけども…」



ワタシは

デイサービスのお迎えが来た時に

3回家にいなかったこと

その内容の何度目かの説明をした。

だからだよ、と。

父は毎回、初めて聞いたような反応だが



おじいちゃん「そんなことした覚えはないけども…

あちらがそう言うんだったら

俺がやったんだろうな…………」

と悲しい顔で小さくつぶやいた。




おや……今日はそんな反省モードか真顔

これは暗くていけない。




「忘れちゃうんだよね?

まぁ、向こうも困っちゃうからさ^︎^︎

そんな全然怒ってるとかじゃないから

気にせず行けばいいんだよ」



おじいちゃん「そうか、怒ってるわけじゃないのか」




少し声が明るくなる。

これは今ならイケるかもしれない指差し



「そうだ、ちょっと待ってて」



ワタシはそれこそ何日も前に作った

アレを取りに2階に駆け上がった。



タイミングをずっと伺っていたのは


ちゃんとできてるときに

予防の手を打つと


「こんなものを用意するなんて

俺をそんなダメな風に見ているのか

反発心が出てしまって

またイヤな記憶だけが残って

不穏なジジィになるのを避けたかったから。


ここしばらく

朝の様子はそこまで心配にならなかった。



難しいんよ、さじ加減にっこり




そしてワタシは

少々芝居がかった大発表のように

玄関ドアの内側にこれを貼った。







アハハと笑って


おじいちゃん「なんだ、すごいな!今書いたのかチュー



「(今じゃねぇけど^︎^︎)

これでちょっとは気をつけられるんじゃない?」




おじいちゃん「これは目に入るな」




ワタシはそこまで期待はしてないよ笑

でも

ケアマネ先輩のアドバイスだから

1度は試してみないとね。

今なら効果はあるかも、とのことだったから。




ワタシの帰宅が遅くなってしまって

ちょっと心配しながら家に着いたけど

デイはやはり人が少なく


おじいちゃん「話する人がおらんから

今日はつまらんかったなぁ

日によってこんなに違うんかと思うよ」


饒舌にはしゃべってたから笑



とりあえず

憂鬱な金曜日をクリアしたようだ。




おつかれ。

ワタシもおつかれ。

皆様もおつかれさまですにっこり