ワタシの骨折話 (2018初秋の回想) | 長女Aは、夢を見る。

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長女A(満50歳)
父と同居を始めてみた。

大学生の息子×2
父の愛犬
ワタシの愛猫

楽しいことばかりじゃないと
重々考えてのことだったけど

想定以上の毎日に
もう笑うしかないわけで。

いや、ほんとは泣いて怒ってばかりだけどさ。

 

 

 

 

昨日は会社での話し合いが

予想通り長引いて

帰宅したのは22時前昇天

 

 

父を起こさないように

コソコソ勝手口から帰還。

 

 

 

 

ランニングランニングランニングランニングランニング

 

 

 

 

頭がグダグダな今日は

 

 

 

父のヤバい骨折話で思い出した

ワタシの自業自得な骨折話を

 

過去のブログからコピペの記事デスにっこり

 

 

マラソンとダイエットのブログ

そのブログで知り合った仲間だけのブログ

(ほぼ会ったことある人のみ)

今の父の介護ブログ

 

 

ときてるワタシのブログ遍歴

なので

ランニングジャンルの内容ありますが

バカだなぁニヤリって

 

生温かい視線でスルーしてください指差し

 

 

 

 

 

 

 

 

    

その日は、平和な一日だった。

 

 

 

仕事が終わり、

実家に寄って犬と遊び、

帰宅して、

キャベツを大量消費しなくてはだったので

大量のお好み焼きを焼いた。

 

 

 

 

ブロ友ちゃんの、

「好きな本5冊」の記事に楽しくなって

自分の本棚見てセレクトしてみたり

ブログに書こうかと写メしてみたり

比較的ゆったりした夜だった記憶だ。

 

 

 

 

 

 

そこから

 

 

 

 

どうしても走らなければならない日でもなく

翌日はそこそこな距離の

通勤/帰宅ランを予定していたので

 

 

なぜ、そんな遅くに走りに出たのか

未だに思い出せない。

 

 

 

 

 

 

だけどワタシは

「少しだけ」走るつもりで家を出た。

 

 

 

 

 

一番短い、ご近所コースは

坂だらけの3km。

どちらに走り出しても最初は下り。

 

 

何も考えずの下り1kmが5:51だったので

なんとなく上りを頑張って

ビルドアップで終わろうと・・・思った。

 

 

 

 

 

ビルドアップ滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

 

 

 

 

今さらだが、なぜそんなことを。

夏は最後歩いてしまってたフィニッシュを。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

とにかく、涼しかったし(23℃)

なんか楽しかった。

帰ったら久しぶりのランリュック

出さなきゃな、とか考えてた。

 

 

 

2km目も上りを止まらずに走り抜け

奇跡的に信号にはつかまらずに

速度を少し上げられていた。

 

 

 

ワタシにとってはもう一段階上げるには

結構がんばるところだけど、

その日は幾分楽に行けそうだった。

3kmで終わり、という気持ちからか。

 

 

 

 

 

 

 

すべてがあのフィニッシュへの

カウントダウンと知らずに

 

 

 

ワタシは着々と速度を上げ、

最後の短い

とっくに閉店した

ショッピングセンター敷地内の上りを

駆け上がったのだ。

 

 

 

 

 

そこは、ラジオ体操の公園の入口正面。

多くの人が早朝

そのショッピングセンターの広い駐車場を

通り抜けてショートカットするいつもの風景。

 

 

 

 

上りの先に、

車道には侵入禁止のチェーン

ワタシが走る歩道には

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

そうワタシが報告LINEで主張した・・・

なかったはずの。

 

 

 

 

 

 

なかった・・・はずだが

 

 

 

 

落ち着いて考えてみると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あったかもしれない真顔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早朝だから当然明るい。

目視して無意識にまたいでいたかもしれない。

 

 

そして、それをまたいで進む

お年寄りの方々(ラジオ体操参加)の

後ろ姿を

 

 

 

 

何度も見ていた気もしてきたイヒ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その場所を

 

 

 

 

 

 

ビルドアップの最終で

通過したとき、

 

 

 

 

 

 

 

たぶん

ワタシは飛んだのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

フライ,ダディ,フライだ。よくわからないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシの速度でマシではないか?

速いランナーさんならもっと爆死なのでは?

いや、そもそも飛ばないか・・・
 

 

 

 

 

 

あると思っていないのだから

減速しているはずもない。

またいで飛ぶわけもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩道に渡されたチェーンを真顔

 

 

 

 

 

 

 

 

そこを通過して

次に気づいたときは、

地面しか見えない状態だったのだけど

 

 

 

 

そのときの衝撃の音や風景を

記憶していなくて

ほんとうによかったと思うの。

 

 

 

 

ドゴッ

とか

バギャッ

とか

固いものと身体がぶつかる音は

マンガの中だけで十分。

 

 

ドライブレコーダーの現場映像機能も

ワタシには無くてよいの。

 

 

 

 

 

 

 

ただただ

 

 

 

「こうくるのね・・・」

 

 

 

 

と、

自分に起こった事実を把握し

 

 

 

 

 

「そうなのね・・・」

 

 

 

 

と、落ち着いてみる。

すでに反省モードにある自分にも驚かない。

 

 

 

 

 

 

こんなときに横たわりながら

以前飛んだときのことを思い出す。

飛んでるんかい( ・∇・)

何年前、トヨタの森トレイルの山の中、

最後の飛ばした下りの段で何かにつまづき、

前に飛んだ・・・

「あっ」と思う間はあった。

 

 

 

 

 

だけど自然は優しかったんだ。

 

 

 

 

フカフカの落ち葉たちは

ダイブしたワタシを

優しく受け止めてくれたのだった。

 

 

 

 

 

そのときも、

しばらく横たわっていたのだったな真顔

飛んだ瞬間、両ふくらはぎがつったのもあるけどね。

 

 

 

 

 

 


そしてそのときも、

自分で立ち上がって歩き出すまで

誰も来なかった。レース中だったのに。

 

 

 

 

 

 

 

いや、今回は立ち上がろうとしたら

立ち上がれなかったんだけどちゅー

 

 

 

 

まず右腕を支えに立とうと思ったのが

間違いだった。

だってそこが痛いと思ってなかったんだもん。

身体のどこが痛いのかわからないくらい

だいたい痛かった。

 

 

 

その瞬間の激痛に、初めて

ヤバい滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗と思った。

立てないヤバい。

左の方が動かしても大丈夫そうだ。

左手をついてゆっくり体を起こす。

 

 

 

 

広くて暗い駐車場だが、

ところどころにある街灯と建物の照明で

辺りの見慣れた風景を確認できた。

 

 

 

 

 

帰ることはできる。

自宅はショッピングセンターの真裏だ。

 

 

 

 

 

さぁ、立てるか、と思ったら

案外簡単に立てた。足は大丈夫なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからの300mほど、

「痛い、ヤバい、痛い、ヤバい」と

声に出しながら、

右腕の痛さをこらえながら歩いた。

 

 

左側の腕や脚に砂や石がついていたし、

どこかから血が出ていたのはわかったが

確認はしなかった。

血が何より苦手なんだ。

自分の皮膚が破れるなんて

想像するだけで嫌なんだ。

採血の瞬間だって全力で目をそらす大人。

 

 

 

 

 

無事(ではないが)マンションに着き

利き手ではない左で鍵を開けて

部屋へのエレベーターを上がった。

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・

頑張らなきゃならないのは、

ここからですわね・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

(つづく)ガーン