『禍福は糾える縄の如し』
ワタシの推しアナ
安住紳一郎の座右の銘とする、この言葉。
パクってリスペクトしてワタシも座右の銘に。
そうなの
人生は繰り返す禍福に
砕けながら、満ちていく。
今井美樹とドッキング。
あがってさがって
なんとか笑ってまとめた2024GW
この人生の言葉に当てはめるには
小さい出来事かもしれないけど
ワタシたちにはひと時の
十分な禍福だった...
認知症の父との日々を書いています
毎年、5月4日近辺は
ゴールデンウィークということもあり
家族、母方の親戚が実家に集まる。
亡き母の誕生日
今年はもういなくなって11回目になる。
今年はワタシの「急な思いつき」
父の故郷である長野の木曽の山、
新緑の中でみんなで集まるのも
悪くないじゃない?
父がこの季節になると
「あの新緑が見たい」
「墓参り行かなきゃ」
と、しきりに言い出すので
毎年なんだかんだ
ワタシと一緒に長野には行ってた。
一昨年はNHK大河「鎌倉殿の13人」を絡め
去年は推しアナ安住紳一郎(本日二度目)の
推し「信州サーモン」を求めて
(直前の朝の番組で出張ロケに行ってるのを見て)
こっちから理由つけて誘わないと
実行しないメンドクサイジジィ父。
これと、毎年の集まりの合わせ技だドヤ
5/1の夜に思いついて弟①に連絡
準備、段取り想定はすべて頭の中でできてる!
道具は全部揃ってるわ!
(準備は5/2に帰省の弟③(35)をアテにしてるわよ)
デイキャンプの予約を翌日取りつけ
みんなに司令を出し
3日に準備と買い出し
4日に決行。
これがほんとに新鮮で楽しかったのよ。
ワタシたち4姉弟も
久しぶりに全員集まって
まずは3姉弟と親戚で
屋外で設営に四苦八苦しながら
ずっと大笑いしてキャンプ飯。
パエリア、アヒージョ、山菜の天ぷら…
料理はすべて料理男子の弟③担当。
ワタシは補助のみだもんねーw
後で4人で記念撮影なんかしちゃって
次男の弟②が一番はしゃいでたな…
ま、長男長女のワタシたちは運転手だしね。
今回は2班に分かれ
ワタシたちは現地で先に準備班と
弟①たちは父を連れて
木曽のお墓参りと、遠回りだけど今回は結果、
父の生家にも久々寄ることにしたみたい。
細かい説明は省くけど
今は父の兄である伯父さん一家が跡を継いで
会うのはほんとに久しぶりで…
これがほんとに父は嬉しかったんだって。
涙が出るくらい
短い時間だけどいろんな話をして
お互いの健康を願って
ちょっと認知症っぽい会話も
出ちゃったみたいだけど
今から生家を出て
キャンプ場に向かうって
電話かかってきたとき
あっち班がとても興奮してるのが
ワタシたちも嬉しかった。
合流してからも
話は尽きず
撤収の時間も
管理者さんが大らかな方で
全然いてくれていいよーって言ってくれたので
遠慮なく
そんな宴もたけなわな頃
それまで誰かが気を付けていたのに
連れてきてた愛犬に新しい水をあげようと
ひとりで立って何歩か歩いたそのとき
父が体勢を崩してその場で転倒した。
ワタシはその場面を思い出すと今でも
心臓がバクバクする。
一瞬のことで
すぐ隣にいた弟①もまったく気づけなかった。
その場が凍り付いて
でも
父はすぐに弟①に支えられて立ち上がり
「おい、なんで俺はこうなるんだ」と
笑って
大丈夫だとみんなを安心させようとした。
頭とかは打ってなくて
とっさに手をついたようだったが
「大丈夫、大丈夫」と
何度も言っていた。
それからは
ちょっと父が動くと誰かが飛んでくるので
「年より扱いだな!情けないな~ほんとに」
とうんざりした顔もしていたが
徐々にどう見ても手が痛い様子が隠せず…
やっと認めて冷やしてくれて
様子を見て続くようだったら
病院に行くことに。
まぁ、帰りはワタシの車に乗っていて
何度確かめても怪しかったので
その足で夜間救急先を問い合わせして
診てもらったんだけどね。
(偶然、その日電話で紹介されたのが
父の通っている大学病院)
手首にひびが入ってた
という
誰もが落ち込んだ結末。
特に、そばにいた弟①は
ワタシがいつも
「転倒だけは絶対避けたい」って
言ってたのに、姉貴ごめん…って
相当自分を責めてしまって。
そんなこと言ったら
みんなちょっと浮かれていた。
楽しくて
そんな心の隙がみんなにあったのに。
そして
いつもと違う
慣れない場所での集まりを提案したのは
ワタシだ。
今更の悔やむことはたくさんある。
ほんとうに思い出す度胸が痛くなる。
さてさて
父の手首のひびは
かなり軽微なもので一安心だったが
そこは要介護1の認知症
その後がややこしいことは想像できた
毎日が「糾える縄のように」
交互に泣き笑いの日々を送っているので
ブログの更新も滞ったというわけ
①②と書いてきた異常行動と薬の件も
途中なのに
書きたいことが大渋滞だわw