昨日の日曜も
律儀に実家に顔を出し
父と出かけてくれる弟①
いつもありがとう&無理はするなよ
母の仏壇に挨拶をして
車に乗る前に玄関の外で一服←家内も自分の車も禁煙
見送るワタシは三和土からも降りずに
玄関挟んで
弟①と仕事の話で
ちょっと盛り上がってしまう。
盛り上がるといっても1分2分よ?
仕事の嬉しい報告なの。
ところが
ワタシがちょっとずつ違和感に気づく。
ワタシと弟①との間の
玄関のドアが
ほんとにちょっとずつちょっとずつ、cm刻みで
ジワジワ閉まっていってる
弟①の姿が少しずつ欠けていく。
弟①の隣に立っていて
ワタシから死角の位置だった父が
なんと無言で少しずつドアを閉めていた。
先に気づいたワタシが
「ちょっと!ちょっと!」と
思わずツッコまずにいられない
父は俯きながらだが、真剣な顔だった。
それほど早く出かけたかったのだ馬に会いたい
話を強制終了させたかったのよね
なんて
奥ゆかしい
ワタシにとっては
そんな父が
なかなかの衝撃だった。
認知症の父との日々を書いています
二日連続、警察にお世話になった翌日は
定期の病院受診日(金曜)だった。
その週の盛沢山な出来事を
なかったことのように
畑の野菜などの話を始める
行きの車内の父。
「そうだね」「違うね」
ポツポツ会話をしながら
父を隣にどこまで先生に説明できるか
ぼんやり考えるワタシ。
ただ、どれもインパクトのある内容だったので
すべてを語らずとも
先生は状況の急激な悪化を認識したようだった。
父はあいかわらず明るく
先生と話ができるのが嬉しい様子だったが
先生の
「〇〇さん(父)、どうしようか
そうだなぁ、その感じだと
おとなしく入院するのは難しそうだなぁ
家に帰っちゃうよねぇ
体力すごいからな…」
↑
軽く入院を勧められ驚いたの巻
早めの撤回ありがとうございます。
変な期待せずに済みますわ、先生
「入院?無理無理!
俺、すぐに勝手に出てっちゃうから」
その口でそれ言うか……
「精神科があるので閉鎖病棟もあるんだけど
それはちょっと違う……ですよねぇ」
「(閉鎖病棟!?)……ですね」
なかなかの衝撃発言を多発するね、この先生
「なんでかわからんのだけどね
どうしても、帰りたくなっちゃうんだよねぇ」
典型的な認知症の行動なのだね…
「娘さん、ちょっと精神症状も気になるもので
今から僕、精神科と連絡取って
並行して診ていきたいと思うんだけど
今日このあと時間て取れますか?」
午後から出社の予定だったけど
なんとかなるだろう。
一旦先生は席を外して
すぐ戻ってきた。
2時間弱ほど待ち時間はできるけど
このあと精神科の受診ができるようだ。
こういう連携はありがたいところ。
この病院なら、2時間の時間も潰せるだろう
(ワタシは、だけど)
「精神科~!?
俺そこまでおかしくはないぞ?」
とゴネる父を
先生とふたりで胡麻化して説得して
とりあえず
美味しいきしめんまた食べられるよ!?と
引っ張っていく。
冷やしきしめんも美味し
診察室を出てから
弟①に午後の受診と仕事の段取りの連絡をしたら
「精神科~~~!?」
と
こちらも衝撃を受けたようだった。
そろそろお互い衝撃慣れしないとね。
(とか言って昨日のドア閉めも衝撃だったワタシ)
待ち時間にサクッと
投稿だからね。