先輩、頼りになります~Iさんとの再会~ | 長女Aは、夢を見る。

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長女A(満50歳)
父と同居を始めてみた。

大学生の息子×2
父の愛犬
ワタシの愛猫

楽しいことばかりじゃないと
重々考えてのことだったけど

想定以上の毎日に
もう笑うしかないわけで。

いや、ほんとは泣いて怒ってばかりだけどさ。

 

 

 

 

 

週末に書きかけた別記事もあったのだけど

気力が足りず、ボツ昇天無理せず

 

 

先週で幸せ気分を思い出して

映画に行こうとか

買いたいものあるとか

 

 

やっぱりやめてのんびり。

平和な今がありがたい。

 

 

テレビを次男と観てて

これ美味しそう~って

にんじんのカルボナーラ作って食べたり

また翌週のために作り置きしたり。

 


作り置きをポイポイのせて朝ごはん

 



ジムも行けたので◎

でも、トレッドミルで走りながら

NHK+で

『お別れホスピタル』観ちゃいかんかった悲しい

しかも最終回

涙でズビズビいいながら走る

不審な女コワい←自分




 

 

 

 

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認知症の父との日々を書いています

現在、要介護1認定の父(77)との日々

 

認知症?と気づく少し前からのこと

レビー小体型認知症と診断を受けたあとのこと

今の日常のどーでもいいこと

 

書くことで

何かが変えられたらいいな、って

思ってるんでしょうね、ワタシは。
 

 

 

 

 

 

父の電話から

昼過ぎに会社を出て

実家に向かう途中

 

 

「お昼食べた?何か買っていこうか?

と聞いてから

お弁当を調達し一緒に食べた記憶がある。

 

 

そのときの電話の声は

笑ってはいたけど

疲れていた。

「また迷惑かけちゃって…すまんね笑」

チカラはなかった。

 

 

忙しいみんなが急遽集まることに

申し訳ないと思っているようだった。

でも

いつもの父で

大丈夫なら

 

 

「そんな!大袈裟な!

誰も来なくても大丈夫だわ!」

というはず。

自分でも大丈夫じゃない、と思ったのだろう。

 

 

少し話したり

家の中のリフォーム具合を確認したりして

しばらくすると

弟①が到着した。

 

 

「I先輩ももうすぐ着くって」

そう言ってタバコを吸いながら

玄関先で先輩を待った。

(家の中は禁煙)

ほどなく先輩も車で到着。

母の葬儀ぶりかもしれない先輩には

当たり前だが、見覚えがあった。

 

 

先輩後輩同士もかなり久しぶりなもので

しばらく

「成長したな(横幅が)」

「老けないね~Iさん!」

と楽しそうだったが

今日の主旨はそれどころじゃない。

 

 

「お父さんー!お久しぶりですパー!!

〇〇(弟①の名前)くんと違って

お父さんはあいかわらず

シュッとしてますねぇキラキラ

 

 

そうだ、この先輩(男性)

仕事はできるが

基本的に丁寧な言葉でふざけていて

1分に一度は笑いを挟まないと

気が済まないタイプの人だった。

思い出してきたぞにっこり

 

 

学生時代、

父の仕事にアルバイトで

会社に手伝いに

来てくれたこともあったらしく

その当時の想い出話を

面白おかしく話しだしたので

父もすっかりゴキゲンで。

世界の終わりのことも

ケアマネージャーだということも

忘れそうだった。

 

 

笑いを挟みながら

父の最近の話を引き出し、

しばらく聞いたあと

 

 

「うん、基本おそらく要介護1

認定調査のときに

お父さんが頑張っちゃうと

もしかして要支援になるかも。

見る限り

足腰も受け答えもしっかりしてるからね。

でも、要介護1の段階だと思う」

 

 

と、ワタシたち姉弟の方を向いて

はっきりと言った。

父はニコニコしているだけだった。

 

 

そうかそうか~と

先輩は父とゆっくり話し続け

ワタシたちはその様子を見ながら

その先のことは

全然ノープランだったことを

今更思うのだった。

 

 

先輩は楽しそうに父に提案する。

 

 

「お父さん、

まずデイサービスから始めましょう。

週三日、楽しいですよ~!」

 

おじいちゃん「デイサービスって老人がいくところだろ?

そういうのはまだいいわ笑

 

 

「老人」に自分は入っていないスタンス

あるある過ぎてウケる。

 

 

「お父さん、今は元気な人が

ボケ予防でみんな行くんですよ~!

いろんなデイサービスがありますからね

お父さんなら身体を動かすのも

いいんじゃないかな~」

 

 

「いい、いい笑運動なら犬と散歩で十分」

 

 

「お父さん、ほんとはうちのデイ

すごくおススメなんですけど」

 

 

I先輩が今在籍している会社は

都心の〇階建てビル丸々一棟が

大型デイサービスというところらしくて驚き

他にも手広く経営しているらしい。

 

 

かなり多くの人が利用していて

昼食は毎日ビュッフェ形式

それぞれが自由に一日の内容を選択でき

麻雀や囲碁将棋

カラオケや各種サークルや教室

小さいけどプール(!)

ゴルフの室内打ちもできるとか

それ

お年寄りのラウンドワンやね、と

思わず言ってしまうような。

 

 


カジノ?え?どーゆーこと?(施設HPよりお借りした)




要介護度が低くて

元気な人が利用してるんだろうなぁ。

ゴルフとか父にもとても行ってほしいけど。

それ、富裕層の方々が

行くところじゃないですか指差し

と聞くと

全然そうでないらしい。

 

 

いろいろビックリするワタシたち。

 

 

「ただ、ここ(実家)は送迎の範囲外なので

朝の9時までに着、帰りは4時すぎにお迎え

送り迎えは誰かにしてもらわなきゃならない

ちょっと現実的じゃないです」

 

 

そうだなぁ、それはちょっと無理だわ…

と弟①が残念がる。

そのデイサービスまでは車で40分ほど

 

 

都心なので朝夕は道路も激混みだろう。

 

 

「そんなところあるの?(興味はある)

でもめんどくさいわー!

ほんと冗談ヌキで俺行かないから笑

 


「そうか~、でもお父さん

いろいろ聞いてると

めちゃくちゃアクティブじゃないですか。

〇〇の会社に行ったって

会社だもん、退屈でしょう?

海まで歩いたり今日みたいにビックリしたり

〇〇やお姉さんも

安心して仕事できないだろうし

デイサービス、意外といいですよ?

美味しいご飯出るしお風呂も入れるし

一度おススメのところ行ってみて欲しいなぁ音符

 

 

ベテランケアマネージャーの腕なのか

病院の先生といい

この先輩といい

明るくハキハキしていて

説得力がある話し方

 

 

父の好みだよな~と思いながら

こちらは黙って任せている。

 

 

そして最後は

ワタシたちが安心して仕事できない

という点が響いたようだ。

 

 

そうなんだよな

結局迷惑かけとるんだよな、と

つぶやいていた真顔

 

 

おじいちゃん「一回お願いしてみるかねダッシュ

 

 

と、観念したようだった。

 

 

自分が毎日家でやりたいこともなく

隠居生活を始めてみて

それもつらかったようだ。

 

 

とりあえず週1日から…

この点は父は譲らなかった笑

…まぁいい。

I先輩が父に合いそうなところを

2、3か所ピックアップしてくれると。

 

 

こちらの

病院での通院状況を伝え

介護認定は後日になるけど

先に見込みで通い始めましょう、とのこと。

今日手続きをしても

介護認定の調査が

今混みあっているらしく

もしかしたら1か月ほど先になるかも

その他いろいろ聞く。

 

 

病院については

大きい病院のデメリットとしては

介護保険関連の

書類の回答が遅くなりがちだということ

それくらいだから

別に今のところでヨシ。

 

 

 

 

散々しゃべった最後に

I先輩は言った。

 

 

「ところで

ケアマネージャーは

決まってるのにっこり?」

 

 

もうっ真顔ハッ(キタキタ)

先輩にお願いするつもりだけど!?

ダメなの!?

 

 

「なるほど!

まぁ、いいよ口笛音符

 

 

先輩の勤務先は都心だけど

お住まいがうちと同じ区内のため

行き来は問題ないようだ。

比較的自由に動ける身らしい。

 

 

地域包括支援センターの場所も

調べていたし

一応介護システムに繋がる流れは

わかってはいたけど

 

 

この流れは、ほんとに助かった。

 

 

 

 

ここからさらに

デイサービスに行くまでに

波乱はあるのだけれど。

 

 

 

 

 いつもブログ長くて

ごめんなさいねにっこり

文章まとめるチカラなくて昇天

最後まで読んでくださった方

ありがとうございます。