認知症の父との日々を書いています
現在、要介護１認定の父(76)との日々
認知症？と気づく少し前からのこと
レビー小体型認知症と診断を受けたあとのこと
今の日常のどーでもいいこと
書くことで
何かが変えられたらいいな、って
思ってるんでしょうね、ワタシは。
今週は！
終わってるぜ仕事が！
スッキリ爽快で土曜はママ友忘年会♡
………と思ったら
メンバーの家族が本日コロナ陽性で
延期
無念
楽しみは先にとっておこうね。
昨日は、父の77歳の誕生日。
認知症と診断される前からの話を
書き出したところなので
今の毎日のエモい出来事が
どんどん流れていくのがもったいない笑
今日は今のこと、今日までのことを先に少し。
父は認知症では？の疑いから
明るく軽い性格だったのが
あっという間に
ド派手な徘徊や作話、
不安感がものすごく強く
思いつめたような表情・言動が増え
なかなかの状態で。
脳神経内科と精神科を並行して受診するようになり
まぁ、ほんといろいろあったんですが(今日は省略)
現在は週３日、デイサービスに通っています。
週１日から始めたんだけどね。
今飲んでいる薬、
アリセプト(ドネペジル)
抑肝散(漢方)
が効いてるのか
なんなのか←
効いているのではないかという様子見中
11月の中旬あたりから
かなり落ち着いている。
ポヤポヤしたドジな爺さん、という感じだ。
初日こそ
「俺の(帰りたい)意思は尊重されんのか
」と
スタッフの方たちを困らせ
デイサービスを早退してきた父だったのに
(嫌いなタイプのゴネ方だわ～
)
ほんとにみなさんのおかげで
「こんなに楽しいこともあるんだな」
と自ら言うくらい
デイサービスを楽しんでいる。
そんな落ち着いた状態なのに
わけもなく(あるけど)イライラしがちなワタシも
父のデイサービスのその日の報告を
楽しみに聞くようになった。
デイサービスのいろんなエピソードは
またの機会に。
昨日はちょうど父の誕生日に
12月の誕生日会があったらしく
11月で他の人たちの誕生日会をみていた父は
「ああいうの、苦手だなぁ、
みんなの前で話すのイヤだなぁ」
って言ってたけど
しっかり楽しんできたようで。
ほんとうに、プロの方々って、スゴイと思う。
ちゃんとそれぞれの利用者のことをリサーチして
活動に組み込んで
一人一人楽しく過ごせるように
気を配っている印象。
昨日も主役は
父と山田さん(仮名)という男性のふたり。
あらかじめ、
スタッフの方に聞かれた質問に答えておいて
それを他のみなさんに当ててもらうという時間。
好きな食べ物は？
旅行に行くならどこへ行きたい？
そんな質問にヒントを出しながら。
答えてあった質問が全部終わったあと
最後の〆に、
父への、予定にない質問があった。
｢もうすぐクリスマスですね？
もし、サンタさんが来てくれるとしたら
何をお願いしますか？｣
ワタシはその話を夕飯を食べながら聞いていて
機嫌よく送り出し
連絡ノートをチェックして
お風呂の着替えや洗濯物を世話する
保育園と同じだなぁ、と
通うようになって思っていたが
行事での質問も同じ感じ！と
つい微笑んでいた。
ふいの質問に、困った父。
欲しいのは現金だけど笑
(ワタシたちからもいつからか祝う時は現金)
この場にはふさわしくないと自ら判断
そのとき浮かんだことがあり、
そのまま答えてみた。
｢無理なことなんですが
もしできるなら
亡くなった奥さんに会いたいね
｣
そしたら、
その場にいた30人くらいの利用者さんたち
シーンと静まり返っちゃったんだって。
誰も何も言わなかった。
ワタシも
それまで
なんて答えたのw
現金とか言ったのー？w
ってちゃかして聞いてたんだけど
ちょっと言葉につまっちゃった。
父は、｢しまったなぁ💦｣
って焦ったんだって笑
多分その空気はスタッフの方が
機転をきかせて〆たんだろうけど
(父は焦っててあまり覚えてない)
ご夫婦健在でいらっしゃる方も
デイサービスの利用はされてると思うけど
伴侶を亡くした方もいるだろう。
ふいにそんなピュアなお願いwを聞いたら
思うことはいろいろあったんじゃないかな、
ってのは
ワタシの想像力の飛躍かな
？
帰る間際、
利用者の男性が駆け寄って話しかけてきて
なぜか
｢今度、私が撮った家族写真を
持ってきますね｣
とだけ言って、去って行った模様
？？？だけど、
またその｢今度｣の話も楽しみだね。
デイサービス、
初めはどうなることかと思ったし
予想通り｢二度と行かない｣と言った初回だったけど
ほんとによかった。
ほんとにありがたい。
本人も刺激をたくさんもらい、
ワタシたちも安心して仕事ができる。
今は、この穏やかな状態が
続くことを願うしかない。
でも、 こんなに穏やかになったのに
なんでワタシ
そんな父にもイライラするんだろう。
なんでかは、
ほんとはちょっとわかってきた気がする
んだけどね。