ハテナの始まり① | 長女Aは、夢を見る。

長女Aは、夢を見る。

長女A(満50歳)
父と同居を始めてみた。

大学生の息子×2
父の愛犬
ワタシの愛猫

楽しいことばかりじゃないと
重々考えてのことだったけど

想定以上の毎日に
もう笑うしかないわけで。

いや、ほんとは泣いて怒ってばかりだけどさ。

 

 

 

 

認知症の父との日々を書いています

現在、要介護1認定の父(76)との日々

 

認知症?と気づく少し前からのこと

レビー小体型認知症と診断を受けたあとのこと

今の日常のどーでもいいこと

 

書くことで

何かが変えられたらいいな、って

思ってるんでしょうね、ワタシは。
 

 

 

 

ブログを書くことは

日々の生活にも少なからず、影響を与える。

 

 

そんな感覚を、思い出しちゃった。

 

 

走る(走ってた)ことについて少し書いたら

 

 

頭の隅に息づいたか

ちょっとの隙間時間に

それはそれは久しぶりに

ランニングシューズを履いて、外に出た。

 

 

この体重じゃウォーキングからじゃないと。

徒歩10分くらいの池の公園に向かったけど

どうせそこへ行くなら

父の愛犬の散歩もすればいいじゃん。

引き返してイヌを迎えにいく。

 

 

 

 

 
ボール、咥えて離さないの図。
 
 

このイヌの犬種、運動量すごいのだ。

ほぼ走って公園に。

 

 

日曜はこのところ

忙しい長男(弟)が時間を作って

父を連れ出してくれる。

頭が下がるけど、無理しないでね、とも思う。

 

 

そして二人は

夜の19時になっても戻っていなかった。

 

 

 

 

夜の公園は、

グラウンドでナイター草野球もしていて賑やか。

明るいんだよね。

 

 

秋の色合い、見慣れた好きな風景。

1時間くらい動いて上出来。

 

 

紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉紅葉

 

 

 

前回の初脳神経内科受診のことで

書き忘れていたけど

 

外来の受付のときのやり取りで

まず受診の前に別日でMRI等を撮ったのだった。

 

 

こちらも受診時に確認してもらって

「若干、萎縮のわずかな箇所はありますが、歳相応」と

言われていたな。

 

 

 

この「歳相応」という結果で

しばらく受診はしないのだが

 

 

その後も少しずつ父に異変が見られる。

 

 

仕事は、各地域にある建物に

複数の会社の複数人が出入りし

中で靴を履き替えるのだが

(わかりにくい説明すみませぬ)

 

 

たびたび靴箱の他人の靴と自分のを間違える。

上着などを間違えて着て帰る。

 

 

靴には自分で名前をかいたテープを貼ったり

密かに対策をしていたようだが

何度か社員の方から報告も入るように。

こんなことがありましたよーーアハハー笑的な。

 

 

そしてある日、

自分の黒い上着をワタシに持ってきて

真顔で「これ、Sくんに、悪い、間違えた、って

謝っといてくれ」と言う。

 

普段父が着ているものではなかったけど

見覚えがあったので

「それ、お父さんのだよ?」と言うと

 

 

「いや、Sくんがみんなに

自分の上着知りませんか、

って聞いて回ってたから

絶対にそうだと思う。

可哀想に、上着なしで寒かっただろうに。

すまん、俺が着て帰ったんだ」

って言い張るのだ。

 

 

一応Sさんに確認すると、

上着をなくしてはいないし、

探してもいなかった。

 

 

このときは、なんとか

久しぶりに着たから見慣れてなかったかもだけど

それはお父さんの上着

ってことで話を終わらせたが

 

そのあと何日も

 

「やっぱりあれはSくんのだ。

俺に気を遣って言えんのだ」

と、真剣な顔で訴えるのだった。

 

 

父は納得できなかったけど

こちらが強引に終わらせてしまった。

 

 

今までは、もの忘れを

「そうだったかーそうだったなーテヘペロ」って

明るく済ませていた父が

どうしても譲れない周りと食い違うハテナ。

 

 

 

仕事をいったん引退したのは‘22春

受診したのはその夏、

このときのは冬の上着だったから、あれはもう

1年前の冬の初めだったのかな。