破片が集まる場所で
整理されてる
崩れていくのは
増え続けたいろんな感情
シンプルになれば
等身大の私
素直になれば居場所がない
貴方の腕の中から
たくさん蝶
捕まえるなんて出来ない
見上げて見届けて
手を伸ばして
こうに美しい蝶が
羽根を傷つけない様に
触らないように
優しく花壇に


2007/10/01



 時計 色えんぴつ 坂道
 ロータリー 海辺 教科書

 放り投げて 見渡して
 見落として 身を投げて

 夜景 ロボット 水風船
 和柄日傘 巾着 コサージュ

 浸けて 浸して 流して 揺らして
 消して 点けて 挙げて 提げて

 言う通りにあるのかな
 わかんないけど私も歩いてみる


2007/09/03



ある日の落し物。



誰かの落とし物みたいに
静かに待っています

よく見るのは
何かを無くした人
探してる人

私を手にとっても
違うとわかると手放します

基本的には
持ち主以外には
誰にも必要とされない


落とし物の中身は
よく観察すると
さまざまな種類があります

どれも個性的で魅力的
一度は誰かの持ち物でした

その名残や親しみ安さが
まだ残っています
きっと私もそうでしょう

落とし物ですが
棄てられた物かもしれません

だから静かにしています
定期的に処分されるその日まで


2007/09/28


眺めてるだけで
良かったのに
集めて籠に入れちゃった


夜は月が照らしても
もう星は光らない
鉱石みたいに
塊がいくつもあるだけ


私は空に星を帰す事にした


いくつもの星が
嬉しそうに照らし出す
お互いの光りを確認しながら
距離を縮めてる


私とは違う世界
籠の中をみるとまだ星が
輝いていたから聞いてみた


どうして空に行かないの?
ここでも光るから大丈夫なの


弱い光りだけど暖かい
私はぎゅーっと抱きしめて


ずーっと大切にしようと
心に決めたの ☆

2007/09/19

                        ☆

         黒いセロファン剥がしてよ
    それがあると色がわかんない

               錆びた爪で切り裂いた闇
  零れたのは太陽の屑ばかりdeいらないそんなの
       遮るために瞳も閉じちゃう

        
    ☆
           ありきたりの言葉で癒されちゃう
   そんな私ってとっても普通de不通なの

                        ☆

     安心していいよね貴方を
        ほら両手いっぱいな魔術師のように
            次から次に出してくるから見逃せない 
    ☆

  瞬きするのも許されない
      ずっと開けてるなんて無理だから
             また瞳をぎゅーっと閉じちゃう

    今度のは違うよ?
       瞬き我慢したからまとめて瞳閉じただけ
              さっきのとは違うんだからね

       見逃したところだけ           ☆
             誰でもない私のために
   種明かししながら教えてほしいよ

 ☆

        貴方が手に持ってるものを見せて
    大事にしてるものを見せて
            箱の中に閉まったものを見せて
      飾ってあるものを見せて
          
  
         想ってることを聞かせて
    想ってないことを聞かせて
            想いそうなことを聞かせて
      想いたいことを聞かせて
          
          違うchigau
                   ☆

  なんにも見せなくてもいぃなんにも聞かなくてもいぃ
           なんにもいらないから触れる距離にいて

                 ☆


2007/08/26



積んだ落ち葉を

六割程度振り分けて

細分化して

提出する
果たせなかった
三割と
探せなかった一割を
混ぜて混ぜて召しませ










降りてくる何か
解いてあげたい

伝えたい言葉
把握したい


わからないままだなんて

嫌なんだもの







落ちなかった葉を

増すように降る


もっと もっと


2007/08/20



  こんなとこ咲いたって
  咲いたって
  無駄だってわかってるのにやめれない
  光合成なんか後ですればいい
  今は暗闇を裂いて裂いて咲いていたい
  時々照らすライトが眩しくて眩んでしまう
  
私の顔を見ないで
今は見ないで
泣いてるかもしれないから見ないで

  葉の影に
  見覚えの有る気配
  独特の香りに酔って忘れるから
 
貴方が置いた棚の上に
乗りっぱなしの私を
引き摺り下ろすような闇に癒されるんだ
 
  朝になる前に枯れるよ
  私は夜顔
  一夜だけ咲く華
  明日の夜は違う華を咲かせるよ

貴方の言う言葉は
蜘蛛の巣のように私を縛る
貴方は何食わぬように捕まえる蝶を食べる
私はそれを眺めるだけ
朝になれば糸は解(ほど)かれる

  今夜も蝶が掛かるよ
  貴方の手に掛かるよ
  美しい羽根が縛られてしまうよ
  飛べなくなってしまうよ

次の日に見たのは満ちる月
見上げるたびに丸くなってもう満月
いろんな建物から生まれては吸い込まれて消える
果ても何もない世界で終わりを探している
葉が枯れ始めても心配いらない

  毎年のことだから
  こんなのすぐに再生していく
  それより噂を聞いた
  この土地のこと
  もう空き地じゃなくなる
  そしたらここにはいられないね

プランターなんかに入りたくない
誰かに育てられたくなんかない
勝手に生えて勝手に枯れたい
そんなふうに強がった夜もあったよ

  夜顔の顔は見ないで
  触れて感じてそこにあることを
  一瞬誰かに似てると想ってもすぐに忘れて
  華違いだから
  きっとそうだから

2007/08/26

 懐かしさの中にいつでも新鮮さがあって
 貴方は私の興味を満たしてくれる
 他の人じゃだめなんだよ

 哀しい出来事があってどんなに深く落ち込んでも
 毎日の生活の中に貴方がいるだけで暖かい

 赤と黒のカフェにわたしも連れてって欲しい
 時間になって閉店になるまでおしゃべりし続けたい
 いつまでも終わらない話をしていたい

 親しくなるのに理由はいらない
 貴方がどんな人でも私には大切な人なんだよ
 包んで包まれてくしゃくしゃになっても仲良くしていたい

☆。


2007/08/25

背中に映えた羽を
隠すようにShawlを纏い
歩く速さで

腕を垂らしてるのは
意識が薄いから
宙にだけ反応してるから

瞳合うだけで
お互いの存在を認める
断ち位置の確約を

守られたかどうかは
申告だけだから
掌から蝶を出してみる

樹に名前を
objetに住所を
その通りにはないけれど


2007/08/16

陸橋の上

テールランプの列

歩行者天国を斜めに眺め

ベランダでバーベキューしたい

冷蔵庫の葡萄とPlumもまだ食べてなかった

やり残した事がある

信号機の上

大きな看板も標識も近くで

土はプランターの中

花は花瓶の中

水槽には眺めるだけの魚

創られた生活を

片付けられた道を歩いて

視線の先には

明るさを補足するための街灯が

星よりも月よりも

暖かかった


2007/08/15