硝子に映る透明な私
映し出される景色

現在も過去も
何もなかった様に過ぎる
頑張った記憶も夢も
反射して吸収して消える

私の姿も
映し出される事も無ぃ
何も残さない

ぼんやりとしたimageに
顔も想い出せない位
曖昧で在り来りの
時間軸の中の私


伽羅色に塗る
ぎゅぅぎゅぅ詰めの愛を
胸に吸い込む私は
貴方の心の隅っこでいぃの
置いといて下さい

絵葉書の様な景色を熟む
空を遠くからcatch
水面までの距離のわからない
深海魚のように

夢語を確約して欲しいの
先夢の実を十字架に飾り
遅れてきた小夜曲に
想うような時間は
誰かに射程する

貴方を大切にしたい
時計の影に何処か聞いて
存在する時間だけを信じて
遂げる あげる 貴方に
告げる 繋げる …

此処に居る私と
貴方だけが知ってる模様

☆。
現れた色
受け入れる
ずっと奥の方に

流れ込む
脳細胞に浸透する
静かに横たわり
眠るように

記憶を閉じて
…☆。
言いかけてやめた
貴方の言葉を
なぞる様に唇舐める

不思議な事なんて
何もない
組み込まれた記憶と喪失

有り触れた世界で
貴方と繋がり合いたぃ

…☆。
樹木に呪文を
眠れる前に
永遠に惹き込む様に
昼夜問わず願う
現在が失われない様に
続く未来を眺めてたいの

☆。
雨が降る前の白い空に
描いた模様を
月が届く頃までには
教えて欲しいの
私はそれを眺めながら
貴方にお手紙を書くの

葉の緑を集めて混ぜて
溶かして固めて
実の赤を添えて出来上がる
背景に貴方を足して
私を足して
愛することがしたいの

雑貨屋さんにも売ってない
靴屋さんにも売ってない
そういう物が欲しいの

貴方が寄り道してるなら
私も寄り道したい

そういう恋がしたいの

☆。

どんな芸術にも
狂気があるとしたら


ほんの少しだけ
取り入れて

甘く冷たく仕上げたい


貴方の心に
残る不安定を宥(なだ)めたい


ほんの少しだけ
甘えたい・・・

隙間を埋めてあげたぃ

貴方の影を追って
私の影を追って


誰でもない貴方は
誰でもない私と

鏡の裏側でkissするの


貴方の影を追って
私の影を追って

捕まえる事のなぃ心を
探して探して

いつまでもいつまでも

間違えなぃ答えを
見つめるの

…☆。

森に迷い込むみたいに
貴方の心に迷い込むの

白いお城は崩れて
跡形もない
残るのは瓦礫だけ

静かな森を抜ければ
貴方が笑ってる
木陰に立ちすくみながら
想い出すの

手を繋ぐみたいに
枝に触れる
誰もいない森で独り
私を癒すのは青色の花

木漏れ日の午後
蔦に絡まれ動けない蛇
人形の様な身体
囲われた自我

貴方の森に迷い込んだ
過去も未来もない
現在(いま)を生きる私は
何処にもいない

 小さな箱の中
 揺れる炎

 静かに眺めている桃色の薔薇の蕾