切り取りながら一枚ずつ詰めていく
 隙間にならないように
 大切に丁寧に

 捜しあてた場所は柔らかくて硬くて
 整頓しながら取り出してゆく

 低音だけでどきどきしちゃう
 攪拌(かくはん)して凝縮して滲む

 混ぜて両腕で
 摩擦して水晶体の透明体を揺らして
 貴方の持ってる全てをもっと見せて

 監房みたい
 閉じ込められちゃって規則的な生活
 緩すぎる脳に祝詞(のりと)を

 乗るか乗せるか様子伺って
 ご機嫌伺って
 撫でて撫でられ化けの皮ごと剥いで

 ご覧になりたい貴方の枝肉まみれを


☆。


2008/07/03

枯れたら捨てられる
生花みたいに
切り取られた日から
毎日怯えてる。
花瓶はいつも花を待つ。
壊れるまで永遠。

わたしは代用のできる花
どんな花も
切り取られた日から
同じような運命を
暑い寒いもなく
ぬるい空気の中で

チューリップは球根を
作るために
咲いた花を何度も
摘み取られて捨てられてた

そして鉢植えを眺めながら
幸せについて考
えてる夢をみた


2008/07/01


 いつものように彷徨う砂漠

 何処にも辿り着かない

 貴方はもう此処にいない

 砂の音がする

 風に乗って何処か遠く

 呼ばれたような気がする

 深い深い奥のほうで

 貴方の心の声だけ聞こえる

☆。


2008/07/01


  動物占いだと黒ひょう
  星座だと獅子座
  いつだって強そうな占い結果

  だからじゃないけど
  強がってみる
  ・・・

  だけどね
  ほんとは違うの
  影に闇に貴方に怯えてる

  嫌われるのが怖い
  足がすくんでしまうの
  いつだって不安定な気持ち

  意識しちゃうともうだめ
  
  何もできなくなっちゃうの

  泣きながら弱音の中で沈んでる
  どうしようもなく暗い
  そういうわたしを受け止めてほしいの


☆。

2008/06/07



  私が想うよりも

  きっと

  私は貴方を求めてる

  

  雨が降ってる

  いつも理性的でありたい

  論理的でありたい


 
  揺れてない

  揺れてる


  
  同じように貴方も雨に濡れてる

  雨になりたい

  触れたい


  
  吸い込んだ空気 息を止めて

  数秒前の自分にバイバイ




☆。


2008/06/03

ちくたく ちくたく

魔法の呪文となえてみるの

貴方の一番近くにいられるように



ちくたく ちくたく

綺麗なものや不思議が大好きなの

吸い込まれちゃう様なkissみたいだから



まるで貴方の世界そのものみたい

緩い時計が巻きついて私の腕から零れ落ち

林檎と蜜柑と葡萄それからなんだろう

飴細工みたいに甘くとろけて

いつまでもいつまでもいつまでも

眺めて舐めてあむあむあむってしちゃう

いつまでも終わらない夢みたい



ちくたく ちくたく チクタク チクタク

今夜も貴方の夢を見ちゃいそう


2008/05/16

いつも雨 ...

肩に触れた雨液が背中や胸を流れ
体温に馴染む 

時間が経つのを待つだけなのに
crystalから出来た ... 


☆。


白くまlion ...

光を追うようにきっと流れる光よりも速く
誰も捕まえる事は出来ない

真っ直ぐに塗られた映る未来に ...


☆。


ガラス細工 ...

流れて透明に不規則に並んでいる
規則的に並べて眺め安心する

簡単に攻略されちゃう ...


2008/05/13

  貴方はこれが愛なのかどうか
  わからないでいる

  愛してるという言葉が虚しく響くのは
  もっともっと心底愛されたいから

  迷路のような階段を降りているのに
  空を舞うような足取り

                    ☆

  蒼い花が小路の傍に
  お互いの距離を保つように咲いていて

  夜には浮かんで花束になって月を飾る
  そして模様になる

  貴方の胸の中にぎゅって収まってる
  私を硝子越しに眺めながら

  全て受け止めたいのに
  それが叶わなくて哀しいなって想う

  ☆

       ☆


2008/04/16

虹のような七色に心奪われ


自分の色を見失ったの


鏡にも映らない


影だけが存在を示していて


もう何処にも探せない


2008/04/14


☆。


世界の終わりみたいに
最後の夜みたいに


貴方を強く抱きしめて
求めても求めても
足りなくて


心も身体も
貴方に預けながら
世界の終わりみたいに


間違ってたとしても
貴方の心に捕まる事だけが
幸せで


どうなっても構わないと
だから貴方が抱き返したら
私はとても安心するの


2008/04/14