■『親愛なる仲良しさんたちへ。大切なご報告。』 | 【茶々いろは綴】

【茶々いろは綴】

漆黒エイリアン"べび様"と"わたし"の日常



5月28日 14:20頃。
[警備部隊☆隊長]こと
すいかさんが亡くなりました。


先月から弱ってきてましたが、
今月になり
起きれなくなって
かあ様と、わたしで
交代で睡眠時間を取り

朝4時に「交代」で、
毎日が、ほぼ仮眠交代で
お世話をしてきました。


あんなに触られるのが、
大嫌いやったコと
触れ合う日々は

まるで「赤ちゃん」に帰ったように
素直に甘えて、泣いて
身をゆだねて・・

付きっきりは肉体的にも大変でしたが
身体に触れられるのが
大嫌いやったコが、
触ってやってると安心するようで
グズグズ言うてても
おとなしくなったり・・
クンクン甘えたり・・

精神的にもきつかったけど、
お互いにとって
幸せな時間でした。

生まれた家での環境のことで
トラウマを抱えたコでしたし、
そのせいで
過剰に反応したり、
過敏になりすぎたり、
とても臆病でしたが

誰より
「人の痛みに寄り添えるコ」でした。

優しくて、甘えん坊で、
それなのに
そう出来ないことの寂しさを
常に抱えたコでした。

生き方が、不器用。
ほんまに"不器用なコ"でした。

不器用な分、可愛くて
悲しくて、大事な妹です。

1晩、我が家で過ごし
今日「虹の橋」を渡りました。

燃え尽きてしまったのは、
すいかの肉体ではなく
わたしたち家族の方です。

虚しくて、さみしくて
心がスカスカになりました。

気丈に振舞おうとすればするほど、
そのあとの「空虚感」。
この繰り返しで、苦しい。

昨日はお仏壇にロウソクの火を灯し
お線香をたいて、
ばぁばたちが迎えに来てくれるように
頼んでいました。

すいかさんは、怖がりで
知らん場所に行きたがらないので
「迷子にならないように」
お願いしました。

新しい表情にも、仕草にも
出会えなくなることに
realityがないんですが・・

今も、すいかがわたしを呼ぶ声が
聞こえたような気がして
「ハッ」として・・目が覚めます。

ウトウトっとしては、
呼ばれたような気がして。

仲良しさんたちに、
可愛がってもらった時間も
blogのおかげです。

仲良しさんとmailで
詳細を連絡し合ってるうちに
どんどん、すいかさんへの
想いがこみ上げて
涙が止まらなくなって・・。

どんなにわたしの中で
すいかさんが、
"心の相棒"に成長してたか
・・痛いくらいに感じました。

仲良しさんとのmailで、
再確認出来ました。
自分にとって、どんなに
大きな存在であるか・・。


わたしが倒れて、意識を失うときも

すいかさんが吠えたおして
わたしを掻きたおして、
それで数分後に意識が戻ったことがありました。

あのとき逝ってしまうかと想うほど
最悪な状態でしたが、
すいかさんのおかげで
命拾いしたことがありました。

わたしの体調が悪く、
部屋から→おトイレ行く道中は
必ず「介助犬」のように
ずっと寄り添って
わたしがフラついたら、
背中を貸してくれました。

「人の痛みのわかるコ」でした。
きっと
"すいか自身"が抱える心の痛みが
人に優しく出来る"思いやり"に育ったんだと想います。

色んなことがありました。
いいことばかりではなかったのも
確かですが、誰より
「痛みに寄り添えるコ」です。

ようやく痛みから解放され、
わたしの家族たちと合流しているでしょう。

おかしなことに
朝は、いいお天気やったのに
すいかさんが虹の橋で
合流した午後から
大暴れな雷雨でした。

虹の橋から
「みんなと合流したよ」って
大声で、わたしらに報告しながら
泣いていたのかもしれません。

午後は、凄まじい涙雨でした。

張り合いがなくなって、
わたしはスカスカになってしまい
「何をしてるのかわからない」
「気もそぞろ」
「心をなくしたように、宙ブラリんな精神状態です」

ほんまは、書かないでおこうとおもいました。
でも、すいかさんを知ってくれたはる
仲良しさんもアメブロに数人いらっしゃるので
その方たちに、ご報告しておこうと想いました。

それと
担当の方が、我が家に来られて
正式な言い方を忘れましたが

すいかさんと、ベビchuの
『住民登録』を持って来られて

「どのコですか?」
『すいかです』
「では"登録"から外しますね」

それで、また
寂しさにrealityが湧いて
涙が止まらなくなりました。

「すいかちゃんの"登録"を外したので、これでハガキも来なくなります。」
と。
そう言われると、我が家に
スッポリ穴が開いてしまったようです。

お世話になりました。

最後の最後まで、根性のあるとこを見せてくれて
踏ん張って、根性出して生きてくれました。
めいっぱい生きてくれました。
手を握り、
「よ~頑張ったなぁ。偉かったなぁ」
って、
何回も何回も褒めてやりました。
握ってたら、不思議なことに
わたしの右手に電流が流れたように
ビリビリきてて、その電流が
最後の会話になったような気がします。

よろしければ
褒めてやってください。
諦めずに、頑張った健闘を讃えてやってください。
生きることに
一生懸命やった気迫と、根性を。

最後の一瞬まで、必死で生きてくれました。

気持ちを寄せてくださった皆さま。

ありがとう

ばいばい
[警備部隊☆隊長]
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