★3/23 | 【茶々いろは綴】

【茶々いろは綴】

漆黒エイリアン"べび様"と"わたし"の日常

 

壊れて
木っ端微塵になった。

わたしの心。

砕けて
木っ端微塵になった‥


わたしの心は、
血だらけで泣いている

わたしの心は、
壊れた割れ目から
血を垂れ流し

この目がみるもの全てが、灰色と黒だらけ。

この世が
天国か地獄か、
そこに存在するもののだけが感じる"色"。

わたしには、
鮮やかな空も灰色だ。

それでも
幾つか朝がきて、
それから
幾つも夜が来て、
それから
幾つも朝が生まれたら


わたしの目にも
この世の地獄は、
天国に見えるだろう。

いま、
この曇った目にも

いつか
まばゆい陽が照らす。


いま
わたしの心は、
疲れはてているだけさ

いま
わたしの魂が、
息抜きしたいんだと
泣きたいだけさ

泣きたいくせに
流れない涙が、
血のように
心の中で溢れるだけさ


誰にもいえない寂しさや

誰にもいえない悔しさが

わたしを
ジリジリ締め付けて、
瞼が重い。

世界が狭い。


誰にもいえない寂しさや

誰にもいえない悔しさが

誰にも吐けない弱音がある

吐けない弱音を噛み砕いて、消化出来ずとも飲み込んで生きていくしかない‥

消化出来ないことの多さに、吐きそうになりながら‥また朝が来てしまった。

わたしの流す血の涙。
身体中から
全ての血を流しきっても、心だけは救われない。


血肉にも
この骨にも、
心など宿っちゃいない

わたしの心は、
生きてきた"歩み"そのものだったのか?

わたしの存在意義は、
これから生きていく
道のりではなく
これまで"歩んできた"
この足跡なのか‥?


わたしの存在意義は、
わたしの心は、
生きてきた"歩み"そのものだったのか?


‥‥‥‥βy☆茶々