実は家を建てるとなった場合の住宅ビルダーは既に決めてある。
その工務店はMH(仮称)。
この工務店を知ったきっかけは平成13年5月8日、仕事で県内の新築住宅にお邪魔した時だった。
私の仕事は住宅関係ではないが、これ迄に1000棟近くの様々な新築住宅を目の当たりにしてきた。
建築については全くの素人だが、数多く見てきて構造、素材、設備、仕上りなど、目は肥えている。
大手各社の裏も目に留まったり、耳に入ったり、とそれなりに経験してきた。
また当時は独身だったし、住宅そのものに、大して興味も持っていなかった。
それが、この建物を見たときに衝撃が走ってしまったのだ。
外観、内観、大工の手仕事、室内空間の居心地の良さ、理屈よりも感覚で良さが解った。
たちまち興味を惹かれ、MHについて調べていくうちに、住宅が好きになっていく自分がいた。
あれは、凄〜く不思議な感覚だったのをよく覚えている。
また翌年には「顧客がゼッタイ満足する家づくり」という著書の中で紹介され、一躍脚光を浴びた。
高気密・高断熱に拘り、室内空気の循環についても徹底した全国的に見ても技術力の高い工務店。
自分が居心地が良いと肌で感じたのも、間違いではなかったと思う。
施主に感想を伺った時には、誰もが素晴らしいビルダーだと言う。
それは自分が選んで建てたビルダーなのだから良く言うのは当然と言えば当然だ。
しかし、本当に凄いと思ったのは皆が皆、携わったスタッフや職人について語ったことだった。
そして最後には「よかったら紹介するよ。」って必ず言われたのを覚えている。
「施主と確りコミュニケーションが取れている会社なのだなぁ」と率直に思った。
それに加えての技術力である。どんどんMHのファンになっていった。
その後、初めてMHの展示場を訪れたのが平成18年。これがE氏との最初の出逢いだった。
妻と娘の3人で、まだ冷やかしの段階ですよ~と軽い気持ちで行ったのだ。
妻も凄~く好感が持てたと御機嫌の様子だった。
他にも様々な住宅ビルダーを見てきたが、総合的にMHを超えるビルダーは、まだ現れていない。
逆に、深く知れば知るほど感銘を受けてしまう。
そして、今なお成長し続けるための努力を惜しまず伸び続けているのだ。
8年越しの思い、もうMH以外の住宅ビルダーは考えられないでいた。