わたしは悪い子 | おかえりなさい。 〜豊かに、丁寧に、美しく。

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メールセッションと営業所事務の二刀流。ここでは心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくっております。あなたの美しさ、見せてください。

何の脈絡もなくB100



今朝、
どんよりした空にシンクロするかのようにどんよりした気分で目が覚めた。
まあ週始め&どんより天気の強力コンボにやられていたわけです。
そんな状態で心屋仁之助氏のブログを読んでいた。





自分にどんな『わたしは○○な子』という前提があるのか。



そこで出てきたのは

わたしはまちがってる

だった。
そこでチャリで会社に向かいながら
「私はまちがってない。私はこれでいい。」
「私は悪くない。私はこれでいい。」
とつぶやいていた。
(ぁゃしぃ奴)

そのまま業務をこなしながら、
自分はどんな『わたしは○○な子』という前提を持っているのか
ということをなんとなく考えていた。



私はダメ人間…

わたしはダメな子…



いや、ダメなんてもんじゃない。
私は
悪い子







そう。

わたしはおかあさんをがっかりさせることしかできない悪い子

なのだ。



うっ…







orz




* ・ ・ * ・ ・ *



以上、お昼休みに走り書き?走り打ち?(←??)したもの。

それにしても
わたしはおかあさんをがっかりさせることしかできない悪い子』
の破壊力がすごい。
これをつぶやくと絶望的な気持ちになる。
そんな私が生きている意味があるのか?
そんな私がしあわせになっていいわけないだろう?
そんな私が豊かになどなれるわけなかろう?



でね、

先日、家族でテレビを観ていた。
どんな番組だったかは忘れたが、たしかピアニストの話だったような。
その時母が言った。

「家庭環境がその人の道を決めるね」
「おかあさんがもっと芸術に秀でていたりしたらあんた達ももっとしあわせになれたのにね」
「おかあさんにもっと経済力があったら」

正直驚いた。

私は子供の立場として、
親に芸術的センスがないから今私はアーティストになれていないだとか、
親に経済力がないからやりたいことをやれていないだとか、
そんなことを考えたりしない。
やりたいことがあれば自分で稼いでそのお金でやる。
妹もそれは同じだ。

逆に、家庭環境云々でいえば、
裕福でなかったからこそ、自分のやりたいことをする時に自分の力で切り拓こうと思う。
そういう力が身についている。
(まあ私は足踏み状態だけど)

だからまさか、
母が『自分は子供達に対して何もしてやれなかった』的なことを気に病んでいるとは。

(まあ…私が受け取ったほど深刻に考えてはいないかもだが)

そして今日ふとそれを思い出して、
もしかしたら私が母にそういう思いをさせているのだろうか、
と思った。

私がしあわせそうでないから。

私がいつも仕事のことでつまずいているから。



もうやめよう。

私から、しあわせを見せよう。
私はしあわせであるべきなのだ。

自分の大切な人のために。



わたしはおかあさんをがっかりさせることしかできない悪い子
として生きてきて(しまって)、
結果、
実際にがっかりさせているというね。

orz



もう、このおかしなループを終わらせよう。
(羽生選手の4回転ループは大好物だけれど)






で、
別に不幸なわけではないのだから、
しあわせであればいいじゃないか。

自分がしあわせであることを認めればいいじゃないか。



今私は現職をどう辞しようか頭を悩ませている。
納得してもらえる答えを探しているが、どうにも見つからない。
はっきりしているのは
『続けるのは無理』
ということだけだ。

で、
それを仕事中に考えていた。
派遣の営業さんにも早めに伝えなければならない。



午後イチあたりで早くも電池切れ…(汗)



こうやって私は大事な貴重なエネルギーを浪費しているのだとはっきり気づいた瞬間だった。

だからそれからはそのことについて考えるのをやめた。

そうしてどうにか今日も残業までこなすことができた。



こうしてひとつひとつ、
自分をつらくしていることに気づいてやめていく。
ひとつひとつ。

あまりに無意識にやっていることが多くて、
いっぺんにはとても気づけないわ(汗)



そして、
私はどうやら水平俯瞰前者かつ『ふーん族』(by心屋さん)らしいので、
他の人のようなエネルギーの使い方をするとすぐに電池切れを起こすのだ。
みんなと同じようにできなくていい。
しなくていい。
しちゃだめ。

どうやらこれまでの職業生活(特に沼津に戻ってから)、
後者さんに囲まれて仕事することが圧倒的に多かったのではないだろうか…

後者さんと同じようにはできません。



わたしはおかあさんをがっかりさせることしかできない悪い子
だから、いい子にならなくちゃ。
そう決意してがんばればがんばるほど、
がんばりきれなくて、
結果、母をがっかりさせることになっていた。

もういいじゃないか。

いい子になろうとがんばらなくてもいいし、
がっかりさせてもいい。
悪い子でもいい。

ここまでよく生きてきた。
それで充分。



母ががっかりするのもそれは母の自由だしね。
母も、がっかりしてもいい。






あっ…

『そんな悪い子はうちにはいりません!』

なんて声が脳裏をよぎった…



そんなできごとがあったのかなかったのかは定かではない。
単なる脳内母の声かもしれない。



わたしはいらない子



これは更につらいぞ…







orz



* ・ ・ * ・ ・ *



というわけで唐突に終わる。

私はこれでいい。
私はここにいていい。



今日も沼津はどんよりと寒かった。
地域によってはよく晴れた所もあったようで。
冒頭にも書いたが、週明けにどんより天気はこたえる(泣)

やっぱおつとめは無理かな…

でもあなたと私が生きた今日という日は美しい一日だった。
明日も美しく豊かな一日。



お読みくださいましてありがとうございます。






つけたし。

ふと、
私、よく生きてきたな…
がんばったな…
と、口をついて出た。

それだけ。








水泳の池江璃花子選手が白血病を発症したというニュース、
ショックだった。
正直、なぜ今、とも思う。
来年の東京五輪に出場することを目指してあれだけ結果もだしていたのに。

昨日NHKのドキュメンタリーで、Jリーガー早川史哉選手が白血病と向き合い、やがて再びJのピッチに立とうとするところまで来た話を観たばかりだった。
彼の歩みは本人のツイッターやブログで見ていた。
ようやくここまできたな…
よくがんばったな…
と心を動かされたのだった。

その早川選手も語っているように、
病はひとりひとり違う。
だからはげましや前向きな言葉をかけることが必ずしも彼女の力になるのかはかりかねる部分はある。
今どういう心境なのか。

ただ、
その時その時に感じたことを感じたままでいられる環境であればと思う。
無理に前向きさを見せなければならないようでないことを願う。
ただ彼女が彼女であること、
それを見て私たちは勝手に元気をもらったり勇気をもらったりするのだ。

…しかし何故小文字?(汗)