2年経過:利き手交換の話 | おきらくごくらくを目指そう!

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慢性疲労症候群(CFS)?な日々

利き手交換をしてから2年が過ぎた。


2005年3月に原因不明の発熱数日。それが落ち着いた頃に、お箸を使うことなどに不便を感じるように。

同年6月神経内科にて、原因不明の痙性四肢麻痺の状態と言われる。

同年11月、風邪発熱後に特に右手の使い勝手が悪化、12月にMS疑いの可能性をきく。


神経内科受診開始後数ヶ月は、いろいろな筋弛緩剤を試していた。

だいたい方針が決まっても、特に利き手である右手の使い勝手の悪さが非常にQOLを下げていた。

そこで、同年12月よりリハビリを受けることになった。


年が明けてからリハビリ科の医師から、リハビリをするにあたり、現状を回復・維持すること、現在の能力を伸ばすことの2つが目標としてあげられる、利き手交換という手段もあるよ、それをしてみるのはどうだろう、と提案があった。

右手機能を回復することに躍起になっていた私は、目から鱗が落ちる思いだった。

そして、利き手交換を試みることにした。


その時医師は、利き手交換をして僕よりも字を上手に書くようになった患者さんがいるよ、2年ほどかかったけど、と言った。

今思うと、それは何気ない、世間話のようなものだったかもしれない。

けれど、その時から、私は2年後を目標に利き手交換を頑張ろう、と思ったのだ。


利き手交換をするにあたり、できるようになりたいことは割とはっきりしていた。

字を書けるようになることと、お箸をつかえるようになること。


今はコンピュータ時代だし、字を書けなくても日常そんなに困らないでしょ?と言った人もいた。

でも、それは違う。

いろいろなところで、ちょっとここにサインしてください、ってことはごく普通にある。

それ以外にも、ほんのちょっと字を書くってことは、日頃気にしていないけれど、結構あるのだ。

是非とも名前や住所くらいはためらわず、ふつうに書けるようになりたい。


お箸の文化の人だもの、お箸だって使いたい。


目標ははっきりしているんだもの、左手、頑張りましょう!


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