2年経過:利き手交換の話2 | おきらくごくらくを目指そう!

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慢性疲労症候群(CFS)?な日々

2年前に利き手交換をすることになり、字を書けるようになること、お箸を使えるようになることを目標に練習を始めた。


字を書けるようになるためにどうしようと考えて、大昔、お習字で習ったことを思い出す。

まず最初は字を書こうをするのではなく、直線や円を紙いっぱいに書く。

小学校ではシャーペンよりも鉛筆推奨だったことを思い出し、鉛筆を使用。

鉛筆には持ち方くんを装備。

小学校低学年用の漢字ノートを入手し、書き込んだ。

紙に書かれている線が、線を引くときも円を描くときにも役に立った。

字を書くときは更に。


ペンやシャーペンは紙設置面積が少ないからか、滑るし書きにくかったが、鉛筆はその点が優れていた。

ペンなどよりも、鉛筆で書けるものが多かった。


1年が過ぎる頃には、自分の手に合った鉛筆やペンに限定されていたが、住所・名前くらいは書けるようになっていた。

(1個1個の字が書けるようになってからも、いくつかの文字を並べて曲がらず書くということは結構難しかったのだ。いくつか字を書いているうちに手が疲れて文字がふるえたりもしたし。)


お箸も同様。

お箸に関しては、自分の手に合う塗り箸を選び、毎回同じ箸を使うことで練習。

1年過ぎる頃には、一応麺類も食べられる様になっていた。


現在に至る過程で、ステロイド経口摂取やステロイドパスルが功を奏し、手の機能自体が改善したこともある。

(利き手だけでなく、左手も多少は使いにくいし、疲れやすい。)

でも、やっぱり、一応2年という目標期限を持って焦らないように心がけた結果、ちょっとずつレベルアップしてきたんだと思う。


字を左手で書き始めたとき、鉛筆ばかり、しかも持ち方くん付きで書こうとするのは、もどかしくもあった。

でも、どうやって左手でペンや鉛筆を持つかもぴんと来なかったし、子供の頃何年もかけて字を書くようになったのだから、2年後が目標なんだから、と思ったからやってこれたんだと思う。

2年後という目標を提示してくれたリハビリ科の医師に感謝、である。


2年経った現在、基本的に自分の手にあった文具を選ぶ傾向はあるものの、多少なら差し出される文具を使って名前などは書けるようになった。

人前で字を書くことにも少しずつ慣れ、書くときの焦りや緊張が少なくなってきた。


疲れやすく、途中で休憩が必要になることもあるけれど、外出先でお箸を使って食事をすることにもあまり抵抗がなくなってきた。

自宅ではフォークやスプーンを使うことも多いけど、やればできそうと思えるのが安心できていい。

だからか、外出先でもにっこりフォークやスプーンをください、と言えることもある。

使えないっていう事実がイヤだったんだ、と気づく。


リハビリ開始当初は一生懸命練習をしていたけれど、ある程度回復し、かつ、体力減少の翳りが強くなってから、リハビリするよりもまずは体力をためることが大事、ということになり、積極的なリハビリはストップになった。

(リハビリに通うだけでへろへろになりすぎたことが最大要因。)

そのため、生活の中で、リハビリを取り入れるというレベルだけでここ1年くらいは来ている。


もう少し練習すれば、今よりも少しは字を書いたりするのに耐久時間が長くなるんじゃないかという感じはある。

お箸も同様。

目標の2年を過ぎて、次はいつを目標にすればいいのかはよくわからない。

でも、もう少し、疲れずさらっと字を書く・お箸を使う、ができるようになりたいという目標ははっきりしている。

これからも生活の中で少しずつレベルアップできるようにしていこう。


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