10分程度の散歩ができるようになりましたが、
左足と右足で症状に差がみられます。
どうしても右の太ももと足裏のほうが左よりこわばりが強くなります。
利き足や歩き方の問題かと思っていますが、どんな風に足を運んでも変わりません。
発症前の予兆は不眠と右足の原因不明の筋肉痛からでした。
この左右差はどこから来るものなのか気になるところです。
今回はコロナ禍で縮小を余儀なくされているエンタメ業界と、
闘病中に支えになったものについてお話しします。
(1)不要不急
この言葉で真っ先に切り捨てられたのがエンターテイメントでした。
クラスター発生の報道からライブハウスは目の敵にされ、
人気アーティストのライブやスポーツも苦情殺到から中止を余儀なくされました。
そこから次々とイベント中止のニュースが飛び込むように。
各種団体が署名を集め政府に支援を求めていますが、
「そんなことより私たちへの支援が先だ」という意見も数多く見られます。
衣食住を最優先とするならば確かに順位は下がるのかも知れません。
けれどもこの状況だからこそ文化・スポーツは大切だと思います。
(2)東日本大震災のこと
私の住む茨城も東日本大震災で大きな被害を受けました。
水道や電気が止まり物流もストップ。
生鮮食料品は店頭に並ばず余剰在庫があったお菓子だけが購入できました。
ニュースは甚大な被害の状況が繰り返し放送され、
CMも自粛ムードから全てACのものに切り替わりました。
先の見えない状況を繰り返し刷り込まれるので気持ちはどんどん滅入ります。
一時でも忘れるということを許されないような状況でした。
(3)有川浩(有川ひろ)さんの言葉
「図書館戦争」シリーズの著者である有川浩さんは自身のエッセイの中で、
『エンターテイメントを楽しむことを自粛しないでほしい』と話しています。
この意見に私も同感です。
被災地のために始めた自粛が功を奏さないこともあります。
現在のテレビもネットもこぞってコロナ関連の報道を流します。
自粛要請から時間が増えた方も情報を集めすぎて苦しくなったりしませんでしたか。
(4)休職後に心の支えになったもの
言うなれば先行で1年前から自粛生活をしていた私ですが、
最初の2~3か月はメンタル面が厳しかったです。
治らないのではという不安や迷惑をかけてしまったという自責の念、
どうしてこうなってしまったのかという後悔など。
頭から離れることがありません。
その中で支えになったものがいくつかありました。
まずは家族や職場の方、友人からの励まし。
漫才やコントなどのお笑い。
そして音楽です。
送っていただいた寄せ書きを読み、
お笑いで自分自身の状況を一時忘れ、
心打たれる歌詞とメロディーに慰めてもらいました。
この数か月の生活でみなさんも経験されたのではないでしょうか。
他の事業と同様にここで救わなければ再生は難しいです。
それには世論の「不要ではない」という認識がどうしても必要です。
給付金や事業者向けの支援策も役所の業務を肥大化させる一方。
減税や免税などの措置も並行して行うことが必要なのではと思います。