治らないまま職場に復帰しました。
今回はその時のことをお話しします。
(1)頭の症状
以前の状態からはいくらかマシになってはいました。
それでも考えがまとまりにくく時折思考が停止するような状態でした。
言葉を発することもできるようになりました。
それでもエネルギーの浪費は続いていました。
筋肉のこわばりのため頭痛や歯ぎしりが続きます。
当初は湿布を何枚も貼って対処していました。
かぶれることや医師からも冷やすのはよくないと言われやめました。
カイロ等であたためるのが効果的でした。。
(2)腕があがらない・指先に力が入らない
黒板にチョークで字を書こうとしても数秒しかもちません。
腕の重さに筋肉が耐えられない状態です。
途中で腕を降ろし休憩しながら授業をしました。
必要な道具を運ぶことにも支障が出ます。
極力荷物を減らすことで対処をしました。
指先の力も入りにくく事務用の大きなクリップは開けません。
机上にクリップを置き手のひらで体重をかけて対処していました。
(3)下半身の症状
療養休暇期間はずっと横になっていました。
一番大変だったのが立つ・歩く・階段をのぼるといった日常の動作でした。
土踏まず部分の筋肉が目で分かる位にぶっくりと腫れています。
立つと体重がかかり痛みが生じます。
ふくらはぎやふとももの筋肉も身体を支えられない状態。
全身が鉛のように重たく感じます。
足をひきずるようにしながらの勤務でした。
階段は手すりにつかまり休憩しながらのぼりました。
1段とばして駆け上がっていた頃とはまったく違った生活でした。
階段を極力避けられるように最小限で済ませられるルートを考えて動きます。
席から何度も立たずに済むように何件か用事ができてから動くようにもしました。
(4)数日で一気に悪化
医師から言われていた通りでしたが勤務を再開してすぐに症状が悪化しました。
自分でも笑ってしまうくらい身体が言うことをききませんでした。
全身が反乱を起こしたような状況です。
自分の物だと勘違いして身体を酷使したためなのだと理解しました。
やっと自分の仕事の仕方や健康への過信などを反省するようになりました。
自分に対し「ごめんね」と謝ります。
それでもすぐには許してもらえないようでした。
一日を乗り越えること自体が攻略不可能なゲームのような状態です。
次週はおろか明日のことまでも予想できない毎日が続きます。
次回は職場で自身の病状について伝えた時のことをお話しします。