初診の時のことについてお話します。
(1)高速バスと電車を乗り継いで都内へ
休暇をとり都内へ向かいました。
その時にはすでに病状はかなり悪化していました。
歩くことや立ったままでいること階段を上ることなどが困難な状況でした。
運よく電車の座席は空いていたので座ることができました。
全身が鉛のように重く身体を丸め込んだうえで顔も上げられません。
目的の駅に到着しましたがホームから階段に向かう際も、
柱や壁を支えにしながら這うような様子で病院を目指しました。
(2)病院に到着
やっとの思いで病院に到着しました。
湯たんぽを与えられ別室で問診に入りました。
事前にダウンロードした問診票に記載された内容をもとにすすめられました。
結果として次回血液検査をして別の病気の可能性を排除する必要はあるが、
おそらく慢性疲労症候群と線維筋痛症の併発ではないかと伝えられました。
初回は問診だけで施術はしない方針でしたが私が希望したことと、
あまりにもひどい状況だったことから施術もしてもらえました。
(3) 施術を受けた時のこと
湯たんぽとお灸を用いた温熱治療を受けました。
腹や足など全身を湯たんぽで温めながら筋肉のこわばった部分にお灸をします。
自宅でできるようにとお灸の方法と効果的な箇所について教えてもらいました。
これまでは全身が攻撃モードでガチガチに力が入ったような状態でした。
うつぶせになって首にお灸をしてもらったその瞬間に、
張り詰めた風船の空気が一瞬で抜けるかのように全身の筋肉が緩んだのを感じました。
頭部や目に施術が進むうちにある程度ではありましたが症状が和らいでいきました。
これは通院・服薬しても加速度的に悪化する一方だった中で初めてのことでした。
次回は、医師からすすめられた治療方法についてお話しします。