クラシコ | ヒールでミドル

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とあるチームのセンターバックの暇つぶしでございます。
暇つぶしというか、仕事つぶしてます。というか暇です。

映画「クラシコ」をみてきました。


http://www.clasico-movie.com/


リンク先をご覧のとおり、この映画はスペインのお話でも多摩川のお話でもなく、長野の話。


自分の好きな松本山雅、そして長野パルセイロの信州ダービーをおっかけたドキュメントなんです。


その舞台となる2009年度の北信越リーグは、JFL昇格を目指し、山雅、パルセイロ、ツェーゲン、


ジャパンサッカーカレッジがしのぎを削ってて、まさに「地獄」と呼ばれていた時代。


最初の3つのチームは現在3チームともJFLに所属しているので、それがどれだけ地獄だったか・・・。


福井サウルコス、上田ジェンシャンのサポーターは本当によく耐えたと思います。


自分は今年引退した小澤選手のブログ をきっかけに松本山雅という存在をしり、


いまは関東で行われる試合をちょろちょろ見に行くぐらい好きになったんですが、


なにせ北信越リーグに関しては情報不足だったもので、この映画は絶対みたかった。


2009年といえば山雅がJFLに昇格を決めた年。天皇杯で浦和レッズをやっつけた年(笑)


この年、山雅は北信越リーグ4位に終わってしまい北信越代表としての地域リーグ決勝大会出場権を


逃すんですが、全社という過酷なトーナメントを制し、全社枠という参加枠を勝ち取ります。そして


地域リーグ決勝大会に殴りこみ・・・見事JFL昇格を成し遂げるんですけど、限られた情報だけみていても


その勢いは凄かった。きっと、地元とやサポーターのムードも凄かったんだろうな、と想像していたんですが、


それをテーマにしたドキュメンタリー映画がまさか出来てたなんて(笑)


まさに自分のための映画だとしか思えなかったです(笑)


東京でも吉祥寺(昨日まで)、池袋でしか上映されていない映画なので、なかなか見るチャンスは


ないかもしれませんが、絶対にサッカーファンなら観て欲しい映画。


内容は割愛しますが、自分が「うるっ」ときたエピソードをひとつ。


山雅からパルセイロに移籍した土橋選手(元山雅)の山雅時代の話。


そののち選手御用達の食堂になる食堂の店主、女将が土橋選手と出会い、話し、


コミュニケーションを深めて、山雅に興味をもって、サッカーにはまっていくくだり・・・あの話、最高。


結局地域密着も、小さなコミュニケーションの寄せ集め、結晶なんだなと思ったわけです。


出会って、話して、サッカーみて、話して、サッカーみて・・・・ほんとそれの繰り返し。


そこから愛が生まれる。試合に負けても見に来てくれる人はそうやって増えていく。


そのコミュニケーションはなにも選手だけに課せられたものじゃない。


チームを、サッカーを愛する全ての人たちにやってほしいこと。俺もやるし。


そりゃ、ジーンときたシーンはたくさんありました。オザッシュがサポーターの前で肩組んで


唄ってるシーン、エンドロールで三本管選手の名前がでてきたときも平塚でみた果敢なプレーを


思い出してジーンときた。そういう自分が好きになった選手達が、土橋選手のようなコミュニケーションを


地元で積み重ねていた、ということがわかって、あらためて感動に拍車がかかったわけです。


真の地域密着とはなにか、本当に深く考えさせられました。


あと最後に、山雅のライバルってだけでパルセイロのことが嫌いだったけど・・・好きになりました(笑)


信州ダービーは山雅を応援するけど、クラシコをJ1で見るその日までは、他チームよりも優先的に


応援させていただきます。まあ広島、愛媛に勝る愛情を注ぐことはできないけど・・・。




PS:オザッシュのユニとか、三本菅のユニとかヤフオクとかで売ってないかな。欲しい。


ヴィンテージスポーツさん、頑張ってください。