想像通りの凡戦に終わってしまったイエメン戦。
グラウンダーのパスが突如はねるのを見てたら、河川敷のグラウンドと変わらないんじゃないかと感じた。
2700mの高地だし選手のコンディションが言いわけない。だからこそ何か得るものはないかと思い、
特にビルドアップに注意しながら観戦してみた。
チームとして底から組み立てていこうとする意識はあったようで、
川口はほとんどゴールキックを使わなかったように思う。センターバックやサイドバックにボールを預け、
まず最初にボランチがボールを受けに来ていた。ボランチだけじゃなくて、オフェンシブハーフも
ボールを受けるために動き回っていたようにみえた。
そしてボランチにボールがはいったら、相手のプレッシャーを1回背中で受けていた。
先日うちのチームのボランチが同じような状態になったとき、誰もが「プレッシャー掛かる前に早くはたけ」と
思ったわけであるが、相手のプレッシャーが掛かる前にはたいてしまったら、その相手がスピードに乗って
サイドバックにプレッシャーをかけていくわけで、そこで1回プレッシングのスピードを止めることは
意味のないことではなかった。早くはたきすぎると相手がまた戻ってしまうかもしれんし・・。
つぶされてボールを取られてしまったら意味ないけど。
ボールを取られた人間に対して不満をもつ前に、自分のポジションがよかったか、声はだしていたか、
パスをだしてもらえなかった理由を考えてみるほうが成長の糧にはなるだろう。
まあとにかく、ボランチやオフェンシブに一旦ボールを預けることは、やらないとだめだ。
でないと結局サイドバックやセンターバックからの放り込みになってしまう。個人的に、
DFからみて少々味方が相手を背負ってそうな上体でも、その相手がインターセプトを狙えないような
位置にスピードのあるパスをだしていこうかと思った。ここをチャレンジするかどうかで、全てが変わってくるかと思う。
さて、試合内容に全く触れてないわけであるが、あんなの触れるに値しない。
鈴木啓太は相手の攻撃の起点をつぶしまくってて、本当にすごいと思った。ボランチの鏡に見える。
後、トゥーリオは笑える。まるで自分だ。上がるときは早いけど、下がるときのダッシュは遅い。ステキだ。
遠藤や鈴木が「ドリブルの有効性」に気づくまで手詰まりのような感じを受けたが、やはり相手の
バイタルエリアにどうやって進入するかを考えないと駄目だな・・・。
我らが寿人は、まあよかったんじゃないか?彼がサイドからボールを供給するのはどうかと思うが、
割と精度がよくて、ますます惚れ直した。