「わたしに従ってきなさい」の聖句学習 -382ページ目

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

マタイ20:1-7
天国は、ある家の主人が、自分のぶどう園に労働者を雇うために、夜が明けると同時に、出かけて行くようなものである。 彼は労働者たちと、一日一デナリの約束をして、彼らをぶどう園に送った。 それから九時ごろに出て行って、他の人々が市場で何もせずに立っているのを見た。 そして、その人たちに言った、『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい。相当な賃銀を払うから』。 そこで、彼らは出かけて行った。主人はまた、十二時ごろと三時ごろとに出て行って、同じようにした。 五時ごろまた出て行くと、まだ立っている人々を見たので、彼らに言った、『なぜ、何もしないで、一日中ここに立っていたのか』。 彼らが『だれもわたしたちを雇ってくれませんから』と答えたので、その人々に言った、『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい』。


「主の望まれる者となるというチャレンジ」2000年10月、ダリン・H・オークス、十二使徒定員会
わたしたちが受けているチャレンジは、改心の過程を経験し、永遠の命と呼ばれる地位と状態に.向かって歩むことです。単に善を行うだけでは到達できません。正しい動機すなわちキリストの純粋な愛という動機に基づいて、善を行う必要があります。使徒パウロは愛の大切さに関する有名な教えの中でこれを説明しています(1コリント13章参照)。慈愛がいつまでも絶えることがなく、慈愛がパウロが挙げたいかなる善行よりも大切であるのは、慈愛、すなわち「キリストの純粋な愛」が(モロナイ7:47)、人の行動ではなく、人の状態だからです。慈愛を身に付けるには改心へとつながる行動が常に必要とされます。こうして人は慈愛を身に付けた者となるのです。このため、モロナイが宣言したように、「人は慈愛を持たなければあなたが御父の住まいに用意してくださった場所を受け継ぐことができません。」(エテル12:34)

これらすべてのことは、救い主が天国とはどのような所かを説明されたぶどう園の労働者のたとえの持つ大切な意味を理解する助けとなります。皆さんもご記憶のように、ぶどう園の主人は一日のうちの様々な時刻に労働者を雇いました。ある者は朝早くぶどう園へ送られ、ある者は9時ごろに、ある者は12時ごろと3時ごろに送られました。そして、主人は最後に5時ごろに労働者をぶどう園へ送って、「相当な賃銀」を支払うと約束しました(マタイ20:1-7参照)

夕方になると、ぶどう園の主人は5時ごろに来た人々を含むすべての労働者に同じ賃銀を払いました、一目中働いた人々はこれを見て、「家の主人にむかって不平をもらし」ました(マタイ20:11)。主人はその不平に耳を貸そうとせずに、約束したとおりの賃銀を払っているのであって、不正をしたわけではないと言いました。

ほかのたとえと同じように、このたとえは幾つかの異なった大切な原則を教えています。わたしの話とのかかわりから言えば、最後の裁きにおいて主がお与えになる報いは、ぶどう園でどれほど長い間働いたかということを基準としないことを教えています。タイムカードに記録があるだけで、天の報いが得られるわけではありません。大切なことは、主の園における働きによってわたしたちは主の望まれる者となるということです。ある人たちはそのためにほかの人よりも長い時間働く必要があります。最終的に大切なことは、わたしたちが労働によってどのような人になったかということです。夕方の5時ごろにやって来た人の多くは、ぶどう園で正規に採用された人たちとは異なる方法ですでに磨かれ、備えられています。これらの労働者は加工されてホットケーキのもとになっているような人たちであって、彼らは「水を加える」だけ、つまり仕上げとしてバプテスマの儀式と聖霊の賜物を必要としているだけなのです。労働者らは儀式を受けることによって、たとえそれが夕方の5時であっても、ぶどう園で長い間働いてきた人々と同じ進歩を遂げたものとされ、同じ報いを受けるにふさわしい者となります。

 

 

 


今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

マタイ20:1-16
天国は、ある家の主人が、自分のぶどう園に労働者を雇うために、夜が明けると同時に、出かけて行くようなものである。 彼は労働者たちと、一日一デナリの約束をして、彼らをぶどう園に送った。 それから九時ごろに出て行って、他の人々が市場で何もせずに立っているのを見た。 そして、その人たちに言った、『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい。相当な賃銀を払うから』。 そこで、彼らは出かけて行った。主人はまた、十二時ごろと三時ごろとに出て行って、同じようにした。 五時ごろまた出て行くと、まだ立っている人々を見たので、彼らに言った、『なぜ、何もしないで、一日中ここに立っていたのか』。 彼らが『だれもわたしたちを雇ってくれませんから』と答えたので、その人々に言った、『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい』。 さて、夕方になって、ぶどう園の主人は管理人に言った、『労働者たちを呼びなさい。そして、最後にきた人々からはじめて順々に最初にきた人々にわたるように、賃銀を払ってやりなさい』。 そこで、五時ごろに雇われた人々がきて、それぞれ一デナリずつもらった。 ところが、最初の人々がきて、もっと多くもらえるだろうと思っていたのに、彼らも一デナリずつもらっただけであった。 もらったとき、家の主人にむかって不平をもらして 言った、『この最後の者たちは一時間しか働かなかったのに、あなたは一日じゅう、労苦と暑さを辛抱したわたしたちと同じ扱いをなさいました』。 そこで彼はそのひとりに答えて言った、『友よ、わたしはあなたに対して不正をしてはいない。あなたはわたしと一デナリの約束をしたではないか。 自分の賃銀をもらって行きなさい。わたしは、この最後の者にもあなたと同様に払ってやりたいのだ。 自分の物を自分がしたいようにするのは、当りまえではないか。それともわたしが気前よくしているので、ねたましく思うのか』。 このように、あとの者は先になり、先の者はあとになるであろう」。


「神権と個人の祈り」2015年4月、ヘンリー・B・アイリング、大管長会
受けていた職や奉仕した時間は主にとって重要ではありません。ぶどう園の働き人についての主のたとえの中で,働いた時間や場所に関わらず賃金が同じだったことからも分かります。どのように奉仕したかで報酬が与えられるのです。(マタイ20:1-16参照)

現世というぶどう園での働きを昨晩の11時に終えた,愛する友である男性を知っています。彼は,何年も治療を受け,非常な痛みと困難を経験してきましたが,その間も自分の所属するワードで子供がすでに巣立っていった会員たちと何度も集会を開き,彼らを助ける召しを受け,果たしてきました。中には夫に先立たれた姉妹たちもいました。彼の召しはともに集い福音を学ぶことで慰めを見いだせるよう彼らを助けることでした。

……

ビショップは彼からの電話を受けて驚きました。自分の状態や自分の割り当てに対する勇敢な努力には全く触れることなく,「ビショップ,何かわたしにできることはありますか」と尋ねたのです。これほどの大きな重荷を抱えているにも関わらずビショップの重荷を思いやることができたのは,聖霊の影響力以外の何ものでもありません。また,若いときにボーイスカウトの計画を綿密に立てたのと同じように,兄弟姉妹に仕えるための計画を練ることができたのもやはり,御霊によるものでした。

信仰の祈りをささげるとき,わたしたちがどんな状況にあっても,神はわたしたちに神権の力をお与えになることができます。ただ必要なのは,神がわたしたちに何を語り,何を行うように望んでおられるかを御霊によって示していただけるように謙遜に祈り求め,そしてその賜物にふさわしい生活を続けることです。

父なる神が生きておられ,わたしたちを愛し,すべての祈りを聞いておられることを証します。イエスが生けるキリストであり,主の贖罪によってわたしたちは清められ,聖霊を伴侶とするにふさわしくなれることを証します。信仰と従順によっていつの日か「良い忠実な僕よ,よくやった」という言葉を,喜びをもって耳にすることができると証します。(マタイ25:21) わたしたちが仕える主からこのすばらしい祝福の言葉を受けられるよう祈ります。イエス・キリストの御名により,アーメン

 

 

 

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

マタイ19:26
イエスは彼らを見つめて言われた、「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」。



「彼らは祈り、出て行くのです」2002年4月、トーマス・S・モンソン、大管長会
主に仕える神権の召しに対して、自分は不十分であると感じ、その召しにこたえるだけの力はないと思うのであれば、この神の真理を思い出すようにしてください。「神にはなんでもできない事はない。」(マタイ19:26)

……

兄弟の皆さん、どのような召しであれ、恐れや不安を感じたとしても、次のように約束された主イエス・キリストの御言葉を思い起こし、祈り、そして行動しましょう。「わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである。」(マタイ28:20)

ヤコブの手紙で、わたしたちは次のように勧告されています。「御言を行う人になりなさい。おのれを欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけない。」(ヤコプの手紙1:22)