まことに、わたしは重ねてあなたがたに言う。主の声があなたがたに及ぶ時が来た。あなたがたはバビロンから出なさい。もろもろの国民の中から、天の果てから果てまで四方から集まりなさい。
「シオンに来たれよ」2008年10月、D・トッド・クリストファーソン、十二使徒定員会
シオンの対極にあり,敵対するのはバビロンです。バビロンの町は,もともとはバベルの塔で知られたバベルであり,後にバビロニア帝国の首都になりました。この地で最も目立つ建造物はベルまたはバアルの神殿です。バアルは,礼拝に際して行われた性倒錯のために,旧約の預言者たちから「恥ずべき者」と呼ばれた偶像です。(『聖句ガイド』「バビロン;バベル」の項参照)世俗的で,悪を礼拝し,紀元前587年にユダを征服してとりことしたバビロンは,これらなどのすべてから,退廃的な社会,霊的な囚とらわれの象徴となっています。
このような歴史的背景のもと,主は御自身の教会の会員に語られました。「あなたがたはバビロンから出なさい。もろもろの国民の中から,天の果てから果てまで四方から集まりなさい。」(教義と聖約133:7)主は御自身の教会の長老たちに,この集合を成し遂げるために全世界へ出で行くよう呼びかけられました。このようにして始まった努力は,今も力強く続けられています。「見よ,見よ,これが彼らの叫びであり,すべての人への主の声である。すなわち,『あなたがたはシオンの地へ行って,わたしの民の境が広げられ,シオンのステークが強くされ,シオンが周りの地域に及ぶようにしなさい。』」(教義と聖約133:9)
そして今日,主の民は世界各地に広がる末日聖徒イエス・キリスト教会のワードや支部,そしてステークに集合することで,「もろもろの国民の中から」集まっているのです。ニーファイは,「占める場所」は小さいものの,主の力が「地の全面に散っている小羊の教会の聖徒たち……に下〔り,〕……義と神の力とをもって,大いなる栄光のうちに武装」するのを予見しました(1ニーファイ14:12-14参照)


