「わたしに従ってきなさい」の聖句学習 -121ページ目

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

教義と聖約6:1-37

 

「モルモン書の証」(英文)1999年10月、ラッセル・M・ネルソン、十二使徒定員会

全人類へのこのメッセージには、さまざまな言語に熟練した翻訳者たちが必要でした。例えば、欽定訳聖書は50人の英語学者が7年をかけて、1日1ページずつ翻訳して完成しました。Christ and the New Covenant, 349) 現代の熟練した翻訳者が、毎日1ページの聖文を翻訳できれば、それは優秀といえるでしょう。

 

それに対して、ジョセフ・スミスは『モルモン書』を1日10ページの割合で翻訳し、わずか85日で仕事を終えたのです。※(この日数で『モルモン書』を読むことができれば、上々の気分だと言う人も多いかもしれません。)

 

預言者が置かれていた状況を考えると、そのようなペースはさらに驚くべきものです。ジョセフ・スミスはこの時期、絶えず敵にねらわれて心を乱されながら、ペンシルバニア州ハーモニーから100マイル(およそ160キロメートル)以上離れたニューヨーク州フェイエット(John W. Welch and Tim Rathbone, “Book of Mormon Translation by Joseph Smith,” Encyclopedia of Mormonism, 4 vols. [1992], 1:211)へ引っ越しました。

 

彼は版権の申請をしました。(“A Chronology of Church History,” Appendix 2, Encyclopedia of Mormonism, 4:1652, date of 11 June 1829)また、教義と聖約の12の章を構成する啓示を受けました。(6-9章および11-18章) さらに、天の使いから聖なる神権を回復されました。それでも、3か月以内に翻訳を完了したのです。

 

大管長会は十二使徒のために、『モルモン書』の手書き原稿とゲラ刷りの一部を見る機会を設けてくれました。これらの貴重な文書を手に取って、校正記号がほとんど入っていないのを見たとき、わたしたちは言葉に表せない深い感動を覚えました。

 

※1829年4月7日から6月30日までの間、雑務に費やされた時間を差し引くと、実際に翻訳作業にかかった日数は約55日でした。現在の『モルモン書』(英語版)は531ページから成ります。もし翻訳に55日かかったとすれば、1日あたり約9.7ページを翻訳した計算になります。

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2025年版(BOX)

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

教義と聖約3:20

また、レーマン人が彼らの先祖についての知識を得、主の約束を知り、そして福音を信じてイエス・キリストの功徳に頼り、イエス・キリストの名を信じる信仰によって栄光を得、また悔い改めることによって救われるためである。アーメン。

 

「見守り強める」2000年4月、ヘンリー・B・アイリング、十二使徒定員会

聖霊を伴侶とするために、わたしたちは罪から清められなければなりません(教義と聖約50:29参照)。それは、悔い改めて赦しを得るにふさわしいほどまでにイエス・キリストを信じることによってのみ与えられます(教義と聖約3:20参照)。その後は、罪から離れていなけれはなりません。そうすると、しはしば、また熱烈に祈るようになります(3ニーファイ18:18参照)

 

 

 

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

教義と聖約 3:8

それでも、あなたは忠実でなければならなかった。そうすれば、神はその腕を伸べて、敵対する者の放つすべての火の矢からあなたを助けたであろう。また、苦難のときには、いつもあなたとともにいたであろう。

 

「イエスに従う―平和を作り出す人になる」2022年4月、ニール・L・アンダーセン、十二使徒定員会

山上の垂訓はすべての人に向けたメッセージですが,特に救い主の弟子たち,すなわち主に従うことを選んだ人々に与えられたものです。

 

当時も今も,争いと不敬に満ちた世で生きる方法を主は教えておられます。「平和をつくり出す人たちは,さいわいである,彼らは神の子と呼ばれるであろう」マタイ5:9と,主は宣言されました。

 

わたしたちはイエス・キリストを信じる信仰を盾に,敵の放つすべての火の矢を鎮める―つまり抑え,冷まし,消す―ことによって平和を作り出す者となるのです。エペソ 6:16教義と聖約 3:8参照)

 

自分の義務を果たすとき,わたしたちは「神の子」と呼ばれるであろうと,主は約束しておられます。地上の人はすべて神の「子孫」(使徒17:28)ですが,「神の子」という呼び名には,はるかに多くの意味があります。イエス・キリストのもとに来て主と聖約を交わすとき,わたしたちは「御子の子孫」モーサヤ15:11,「王国を受け継ぐ者,「キリストの子」,「キリストの息子および娘」モーサヤ5:7となるのです。

 

平和を作り出す人は,どのようにして火の矢を抑え,冷ますのでしょうか。もちろん,わたしたちを見くびる人々の前で萎縮することではありません。むしろ,信仰に自信を持ち,怒りや悪意を決して抱かずに,信念を持って自分の信条を伝えるのです。

 

※オークス長老は次のように述べています。「キリストに従う人々は,礼節の模範となるべきです。わたしたちはすべての人々を愛し,良い聞き手となり,相手の誠実な信念に関心を示すべきです。賛成はできなくても,攻撃的になってはなりません。意見の分かれるテーマについては,争いを引き起こすような態度を執ったり,発言をしたりするべきではありません。」(「違いがあっても周りの人を愛し,受け入れる」2014年10月)

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2025年版(BOX)