それでも、あなたは忠実でなければならなかった。そうすれば、神はその腕を伸べて、敵対する者の放つすべての火の矢からあなたを助けたであろう。また、苦難のときには、いつもあなたとともにいたであろう。
「イエスに従う―平和を作り出す人になる」2022年4月、ニール・L・アンダーセン、十二使徒定員会
山上の垂訓はすべての人に向けたメッセージですが,特に救い主の弟子たち,すなわち主に従うことを選んだ人々に与えられたものです。
当時も今も,争いと不敬に満ちた世で生きる方法を主は教えておられます。「平和をつくり出す人たちは,さいわいである,彼らは神の子と呼ばれるであろう」(マタイ5:9)と,主は宣言されました。
わたしたちはイエス・キリストを信じる信仰を盾に,敵の放つすべての火の矢を鎮める―つまり抑え,冷まし,消す―ことによって平和を作り出す者となるのです。(エペソ 6:16; 教義と聖約 3:8参照)
自分の義務を果たすとき,わたしたちは「神の子」と呼ばれるであろうと,主は約束しておられます。地上の人はすべて神の「子孫」(使徒17:28)ですが,「神の子」という呼び名には,はるかに多くの意味があります。イエス・キリストのもとに来て主と聖約を交わすとき,わたしたちは「御子の子孫」(モーサヤ15:11),「王国を受け継ぐ者,「キリストの子」,「キリストの息子および娘」(モーサヤ5:7)となるのです。
平和を作り出す人は,どのようにして火の矢を抑え,冷ますのでしょうか。もちろん,わたしたちを見くびる人々の前で萎縮することではありません。むしろ,信仰に自信を持ち,怒りや悪意を決して抱かずに,信念を持って自分の信条を伝えるのです。※
※オークス長老は次のように述べています。「キリストに従う人々は,礼節の模範となるべきです。わたしたちはすべての人々を愛し,良い聞き手となり,相手の誠実な信念に関心を示すべきです。賛成はできなくても,攻撃的になってはなりません。意見の分かれるテーマについては,争いを引き起こすような態度を執ったり,発言をしたりするべきではありません。」(「違いがあっても周りの人を愛し,受け入れる」2014年10月)
