モーセが手を海の上にさし伸べたので、主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ、海を陸地とされ、水は分かれた。
イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行ったが、水は彼らの右と左に、かきとなった。
「信仰は解決への道」(英文)1994年4月、バージニア・H・ピアース、中央若い女性会長会
ところが、イスラエルの民が紅海にたどり着いたころには、パロの気持ちは変わっていました。60万人の奴隷を取り戻したくなったのです。そこでパロは戦車の大軍を率いて、彼らの後を追いました。イスラエルの民は、激しく波を打って行く手を阻む紅海を前に、襲い来る戦車の大軍を背後にして、恐怖にすくんでいました。
そして、一時の恐怖のために、民の行く末を預かっているお方のことを忘れてしまいました。それまでに目にした奇跡の数々も忘れてしまいました。神が自分たちをご存じであるということも忘れてしまったのです。そしてモーセに向かってこう叫びました。
「荒野で死ぬよりもエジプトびとに仕える方が、わたしたちにはよかったのです。」
モーセは民に言いました。
「あなたがたは恐れてはならない。かたく立ちなさい。……主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい。」(出エジプト14:12-14)
そこで民は信仰を思い起こしました。その後は皆さんよくご存じのとおりです。
「主は……海を陸地とされ……イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行ったが、水は彼らの右と左に、かきとなった。」(出エジプト14:21-22)
エジプト軍はイスラエルの民の後について行きましたが、
「水は流れ返り……戦車と騎兵およびパロのすべての軍勢をおおい、ひとりも残らなかった。このように、主は……イスラエルを……救われた。……それで民は……主とそのしもべモーセとを信じた。」(出エジプト14:28,30-31)
● 天父とイエス・キリストは生きておられ、この世界を管理しておられます。
● 天父はイスラエルの民をご存じでした。
● 天父はイスラエルの民を愛しておられました。
● 天父は彼らの行く末について計画を持っておられました。
● モーセとイスラエルの民は戒めに従い、一生懸命に努力し、天父の計画を信じました。結局、何事も好都合となりました。
