まことに、主は、間もなく起こる戦争に関してこのように言う。それはサウスカロライナの反乱で始まり、ついには多くの人の死と苦悩に終わるであろう。
「私たちの時代の予言者,ジョセフ・スミス」(英文)1981年10月、エズラ・タフト・ベンソン、十二使徒定員会
真実の預言者かどうかを判断する最後の試金石は、主のみ名によって語ったその言葉が成就するかどうかという点です。主はこの基準について、モーセに次のように説明しています。
「もし預言者があって、主の名によって語っても、その言葉が成就せず、またその事が起らない時は、それは主が語られた言葉ではなく、その預言者がほしいままに語ったのである。」(申命18:22)
ジョセフ・スミスの予言で、この試金石を用いることのできるものが数多く記録として残されています。ふたつの例を見てみましょう。
1832年、ジョセフ・スミスは、間もなく内戦によって北部諸州と南部諸州が分裂し、また、この戦いを期に世界中に戦争が広がり、ついにはすべての国を巻き込み、多くの人々の死と苦難を見るようになると予言しました。特に、彼はこの悲惨な南北戦争がサウス・カロライナの反乱に始まると言いました(教義と聖約87章)。この予言が公にされたのは1851年のことです。
この国の学校の生徒ならだれでも知っているように、南北戦争はサウス・カロライナ州の連邦脱退という形で始まりました。そして他の諸州がそれに続いたのです。リンカーンがサウス・カロライナのサムター要塞の合衆国軍に物資補給を行なったのを期に、南部連合軍がサムター要塞への砲撃の火ぶたを切ったのです。1861年のこの運命の日に始まって、世界の人々は戦争による死と苦しみに見舞われてきました。
予言者ジョセフ・スミスは合衆国を流血の闘争から救いたいと念じていました。彼は奴隷制度の非道さを認め、それを廃止し、奴隷所有者には国有地売却金の中から補償するという案の採択を合衆国議会に強く働きかけました。しかし、その案は結局取り入れられることなく、南北戦争では50万近くの死者を出したのです。
