それゆえ、まことに、わたしは彼を認めており、彼を祝福する。また、わたしがあなたを選任した職においてあなたが忠実に助言し、またあなたが声に出しても心の中でも、公にもひそかにも常に忠実に祈り、さらに生ける者の地で、また同胞の間で福音を宣言するあなたの務めにも忠実であるならば、わたしはあなたも祝福しよう。
これらのことを行うことによって、あなたは同胞に最も大いなる善を行い、またあなたの主である者の栄光を増すであろう。
それゆえ、忠実でありなさい。わたしがあなたを任命した職において務めなさい。弱い者を助け、垂れている手を上げ、弱くなったひざを強めなさい。
「預言者たちの言葉を心に留める」2008年4月、クエンティン・L・クック、十二使徒定員会
教義と聖約の第81章は大管長会の顧問への教えであり,重要な神権の原則が記されています。第1の教えは「忠実に助言」することです。モンソン大管長は,自分が仕えた3人の預言者に忠実に助言しました。重大な決定を下すときにいつでも大管長会が一致していることは,わたしたち神権者が教会を管理するうえでの模範となっています。
第2の教えは,「福音を宣言する」ことです。モンソン大管長は生涯にわたる偉大な宣教師です。個人としても伝道していますし,宣教師管理部の指導や伝道部会長の召しと訓練も精力的に行っています。また,新しい宣教師用ガイド『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の作成には多大な貢献をしました。内容について重要な貢献をしたばかりでなく,さらに興味深くするために実話を盛り込むよう提案したのです。印刷については専門家の立場からデザインとレイアウトを改良しました。モンソン大管長は実に偉大な宣教師です。
第3の教えについては,こう書かれています。「それゆえ,忠実でありなさい。わたしがあなたを任命した職において務めなさい。弱い者を助け,垂れている手を上げ,弱くなったひざを強めなさい。」(教義と聖約81:3-5)兄弟姉妹の多くは人生で深刻な問題に直面します。わたしたちはこうした人たちにキリストのように手を差し伸べ,神権指導者,親,友人,ホームティーチャーとして,手車隊を救出した人々のような役割を果たすことができるのです。
