しかし、あなたがたはすべてのことについて、惜しみなく与える神に願い求めるように命じられている。また、あなたがたがまったく聖い心をもって、わたしの前をまっすぐに歩み、あなたがたの救いの結末について考え、祈りと感謝をもってすべてのことを行いながら、御霊があなたがたに証する事柄を行うようにと、わたしは望んでいる。それは、あなたがたが邪悪な霊、あるいは悪霊の教義、または人間の戒めに打ち負かされないためである。あるものは人間から出ており、またほかのものは悪霊から出ているからである。
「個人の啓示の枠組み」2022年10月、デール・G・レンランド、十二使徒定員会
聖霊を通して個人の啓示が与えられるという約束は,空を飛ぶ飛行機によく似て,畏敬の念を引き起こします。そして飛行機のパイロットのように,わたしたちは,聖霊が個人の啓示を与えるために働かれる枠組みを理解する必要があります。わたしたちがその枠組みの中で働くとき,聖霊は驚くべき洞察や導き,慰めを解き放つことがおできになるのです。どんなにすぐれた才能がある人でも,その枠組みの外では,欺かれ,砕けて,焼けてしまいます。
聖文は,個人の啓示を受けるための枠組みの第一の要素です。(2 ニーファイ32:3参照)聖文にあるように,キリストの言葉を味わうことにより個人の啓示を受けやすくなります。ロバート・D・ヘイルズ長老はこう語っています。「神に話しかけたいときには,祈り,神から話しかけてもらいたいときには,聖文を読むことができます。」(ロバート・D・ヘイルズ「聖文―救いを得させる神の力」2006年10月)
聖文はまた,個人の啓示を受ける方法を教えています。※ そしてわたしたちは正しく,善いことを求め(3ニーファイ18:20;モロナイ7:26;教義と聖約88:64-65参照),神の御心に反することは求めません(ヒラマン10:5;教義と聖約46:30参照)。わたしたちは自分自身の思いを達成する,あるいは自分自身の楽しみを満たすなど,不適切な動機から「悪い求め方」をしたりしません。(ヤコブの手紙4:3。新しい国際版のヤコブの手紙4:3;2ニーファイ4:35;教義と聖約8:10;46:7;88:64-65も参照。)何にもまして,わたしたちは受けると信じて(3ニーファイ18:20;モロナイ7:26参照),イエス・キリストの御名によって天の御父に願い求めるのです。(教義と聖約88:64-65;『聖句ガイド』「祈り」の項)
※聖文は,聖霊の声が大きな声や騒々しい声でなく,ささやくような穏やかで静かな声であると教えています。それは簡潔で,静かで,分かりやすい声です。心を貫き,内に燃やすことができます。心と思いの両方に影響を与え,恐れや不安や心配でなく,平安と喜びと希望をもたらします。悪ではなく,善を行うように勧め,不可解でなく,人を教え導く心地よいものです。列王上 19:11-12;オムナイ1:25;アルマ32:28;ヒラマン 5:30-33;3ニーファイ11:3;モロナイ7:16-17;教義と聖約6:22-24;8:2-3;9:8-9;11:12-14;85:6;ボイド・K・パッカー「主のともしび」『聖徒の道』 1988年12月号,32-37;ラッセル・M・ネルソン「彼に聞きなさい」2020年4月; ラッセル・M・ネルソン「信仰をもって将来を待ち望む」,2020年10月;ラッセル・M・ネルソン「教会のための啓示,わたしたちの人生のための啓示」2018年4月。
